3連勝(4/19 徳島戦)
四国のチームがJ1に初めて昇格したというのはすごく意義のある事だと今でも思っているし、この日も見せたアウェイサポへの歓待ぶりもすごく好感が持てたので、徳島には頑張って欲しいと思っています。ただ、もうちょっと戦える武器を持たないと厳しいなと思いました。
さて、このように苦しんでいるチームを相手にするというのは、案外イヤなものです。実際立ち上がりに櫛引がバックパスの処理にもたついてあわやという場面を作られるなど、どこかふわっとした入り方をしてしまいました。ただ11分にノヴァコヴィッチがこぼれ球を冷静にゴールに流し込んでからはチームが落ち着きを取り戻し、元紀、河井のプレーメークや竹内、六平の効果的な散らしなどここのところの良い面がどんどん出るようになり、徳島を圧倒するようになりました。で、19分に追加点を奪ったわけですが、その後何か緩んじゃってボランチのつなぎのミスが目立つようになってしまったのは反省すべきところでしょうね。不運なPKから1点返されそうになるし。櫛引のファインセーブで事なきを得たものの、その後も何か落ち着かない試合展開になってしまったので、「こりゃ先に1点返されたらわからんぞ」と思ってました。
後半は前半の終わり頃に比べるとマシにはなりましたが、何というか堅実にやっていたなという印象です。長沢が怪我で欠けてしまった分、攻めどころを探していた感じだったのかなと思います。その過程でミスもパラパラあったし、一方で徳島の方もミスが多かったので我慢比べみたいになったのですが、結果的にはその我慢比べに勝った格好となりました。3点目をとってからはやりたい放題となって、元紀の技ありゴールも見れて、大満足の試合となりました。
正直、特段に素晴らしい出来だったってわけではなかったと思うのですが、攻守のバランスが長い時間いい感じで保てるようになってますね。攻めでは元紀、河井、竹内、六平の4人が上手くボールに絡んで前線の高さだけに頼らない攻撃ができているし、守備でもくさびのボールへの反応が全体的に早くなってきているように思います。もっとしつこくラインのウラを狙われた時にどうかという一抹の不安はあるものの、チーム状態は良くなってきていますね。ただ、この日も櫛引のPKストップがなければ試合はどうなっていたかわからないので、この時間帯で見られた集中力が欠ける時間をできるだけなくす事が今後の課題だと思います。
これでリーグ戦は3連勝。いい雰囲気のままGWの連戦に臨めます。次の相手の仙台は今節こそ敗れたもののチームとしての戦い方は取り戻しつつあるみたいなので、油断できません。ただホームなので、ここはきっちり勝ちたいですね。
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