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2014年3月20日 (木)

今度は快勝(3/19 ナビ杯仙台戦)

 昨日(3/19)からヤマザキナビスコカップの予選リーグが始まりました。エスパルスは仙台をアイスタに迎え撃ちました。

 カップ戦という事で、どのチームもリーグ戦とはメンバーを代えて臨みます。エスパもC大阪戦からかなりメンバーを代えて臨んだわけですが、高木善をはじめこれまでなかなか出場機会に恵まれなかった選手にチャンスを与えつつ結果も伴ったという事で、収穫の多い試合だったのではないかと思います。

<Jリーグ ヤマザキナビスコカップ予選リーグ 第1節 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 4ー0 ベガルタ仙台

 最後は4点差がつきましたが、点差ほどの差はなかったと思います。上手いこと流れにのれたから勝てた感じですね。

 特に試合の入り方は最悪でした。中盤と最終ラインとの間にどんどんタテパスを通されて、そこからさらにサイドのウラも突かれるから、最終ラインは下がるしかなくなって、バランスが非常に悪かったです。開始15分の間に2度決定機を作られましたが、そのうちのどちらかをモノにされていたら結果は逆になっていたんじゃないかと思います。ただ相手がチャンスを逃しているうちに少しずつ前からプレスをかけるようになり、最初に前の方でボールを奪ってチャンスを作った後の次のチャンスを長沢がモノにしてから、ガラッと選手達の動きが変わりましたね。1人1人がボールホルダーに厳しく寄せるようになったし、奪ってからの切り替えも早くなりました。後半も一時はプレスがかからなくなって、長い時間仙台に押し込まれるようになってしまいましたが、それを耐えた後のカウンターで3点目をとってからはほぼこちらのペースで試合を進められるようになりました。この日の勝因は「ここ」というところで点がとれた事、特に前半の流れをつかみ始めたかなというところで先制点を奪えた事に尽きるんじゃないかなと思います。

 勝ちはしたものの、課題はあります。特に前述の通り中盤と最終ラインの間で自由にやらせてしまう時間帯が多かったのは大きな反省点ですね。次の浦和戦で同じような形になるとボコボコにされる恐れがあるので、そこはできるだけスペースを与えないようにして欲しいところです。あとセットプレーから2度決定機を与えているのも問題ですね。C大阪戦もセットプレーから2失点しているので、注意しないといけないと思います。一方で良かった点は、まずこれまでの試合に比べると前からのプレスがかかっていた事、積極的に相手のウラを狙おうという動きが多く見られた事、そしてサイドでの崩しに工夫が見られるようになった事ですね。解説の興津さんには「攻撃のビルドアップが雑」と指摘されましたが、それでも少しずつ良くなってきているかなと思いますね。

 個々の選手について触れると、純平がトップ下で起用されたのがまず意外だったのですが、先制点に絡むなど結構機能していました。今後も同じポジションで起用される事があるかもしれません。次に移籍後初出場となった高木善ですが、こちらもデビュー戦としては及第点だったんじゃないかなと思います。まだ本領発揮とは言い難いでしょうが、それでも時折気の利いたプレーをしてました。あと六平がボランチとしてフル出場したわけですが、守備には課題を残すものの攻撃面では良かったと思います。ああいう前への推進力のあるボランチは今のウチにはいないですからね。これから出場機会を増やしていくんじゃないかなと思います。この他金子もデビュー戦だったのですが、もう少し長い時間見たかったですね。あと今度は真ん中でのプレーを見てみたいです。

 ここ2試合は良くない内容が続いたのですが、この試合で多少なりともその時の良くないムードを払拭できたんじゃないかと思います。次はアウェーでの浦和戦。例の無観客試合です。選手にとっては非常にやりにくいとは思いますが、アイスタなどで見てくれている人達のためにも集中して戦って欲しいと思います。

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