来季もゴトビ監督体制で
昨日あたりから地元誌などで報道があったようですが、来季もゴトビ監督が指揮をとる事が発表されました。
おそらくそうだろうなと薄々感じていたので、特に驚きとかはありません。2月のチーム作りに完全に失敗した事で3月の成績と内容がボロボロだった事に対して「ふざけるな」と思ったし、「6月の中断前に監督を代えるべき」と考えて、このブログでもそれらしき事を何度か書きました。7月後の再開後も、例えば浦和戦の感想の時にはボロクソに書いてますね。まあ夏くらいまでは「続投反対派」でした。
ただ、元紀、ラドンチッチら途中加入組がチームに馴染み始めた8月末あたりからそこそこ安定した戦いができるようになり、残留争いを遠巻きに眺められる位置にいられるようになってからは、少しずつ「もう少し任せてみてもいいかな」と思うようになりました。浩太を中心にチームがいい感じにまとまっている事も見てとれたし、この3年間の蓄積がどれだけあったかというのはあるものの、2年間続いたチームの「ガラガラポン」の繰り返しを経てようやく終盤になってチームのベースらしきものができたかなと思います。クラブとしても、また監督を代える事でチームを「ガラガラポン」させるリスクを負いたくなかったのでしょう。ベストな選択かというと疑問ではありますが、少なくとも真っ向から「反対」というほどではないかなとも思うので、今回のクラブの判断を受け入れたいと思います(僕が受け入れないとどうなるというものではないですが(汗))。
ただ1つだけゴトビ監督に注文したい事があります。それは「ハマらなかった相手に対する対応の改善」です。ゴトビ体制下のチームの特徴は「ブロックを高く保っての前からのプレスとそこで奪った後のショートカウンター」にありますが、そのプレスをいなせる技術を持つチーム(浦和、川崎)やプレスを避けたウラ狙いを徹底するチーム(新潟)にはてんで勝てないんですよね。もう日本に3年いて、Jのチームがしっかりスカウティングをしてくる事は理解していると思うので、来季はそうしたチームに対して柔軟な戦術で対処して欲しいなと思います。まあこれは監督1人の問題だけではなく、選手1人1人の応用力も試されるとは思いますが。
などと肯定的な事を書きましたが、人の心はうつろいやすいものなので(汗)、残り2試合で今の気持ちが変わる事がないような戦いを見せて欲しいと思います。
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