« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »

2013年10月29日 (火)

U-17W杯

 先々週からU-17男子のワールドカップがUAEで行われています。これまで日本の試合はずっとチェックしながらなかなか記事にできなくて、「スウェーデン戦が終わったら書こう」と思っていたら、それが最後になってしまいました。

 スウェーデン戦に関しては完全にハメられた感じですね。スペースを埋めてパスコースを消し、カウンター一本に絞って攻めるという策がモロにあたった感があります。ただスウェーデンのカウンターがこれまで当たったどのチームよりも鋭くて、日本にとってはそれが誤算だったかなと思います。U-17ワールドカップ出場は初めてらしいですが、そこはヨーロッパでもまれているだけあって、さすがでした。

 日本がこれまで見せてきた戦いが色あせてしまう事はないと思います。ショートパスをつなぎながら空いているところを探してそこを突くという戦いは、フィジカル勝負では不利になる日本にとっては最適なものだと思いますし、あれだけスタメンをコロコロ入れ替えながらもそれほどクオリティが落ちる事がなかったというのは、素晴らしい事だと思います。ただ反省点としてはパス回しのテンポにもっと強弱を付ける事と、タテのパスを入れる勇気が必要だったかなと思いますね。スウェーデン戦に関してはそれが顕著でした。あと、石毛、岩波、中島、鈴木武蔵、南野といった前回メンバーに比べると若干メンバーが小粒だった感は否めないかなと思いますね。

 これでU-17の活動はいったん途切れる事になりますが、これで今後の育成方針を見直す必要があるかというと全く逆で、パススピードを上げるといった細部の見直しは必要でしょうが、僕は今の育成方針のままでより先鋭化させるべきだと思っています。そのためには前回今回と監督を務めて頂いた吉武さんの力は不可欠で、できれば引き続きこの年代の監督をして頂き、悪くてもこの年代(中学年代を任せるのもいいかも)の育成に携わるポジションを用意して、吉武さんを手放す事がないようにすべきだと思います。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月28日 (月)

2年連続ダブル(10/27 磐田戦)

 2008年のナビ杯以来5年ぶりでヤマハスタジアムへ行って来ました。ゴール裏スタンドが綺麗になったりバックスタンドで立ち見だったところに椅子が設置されるなど綺麗になっていましたが、狭いところへ押し込められた分「やっぱりアイスタの方がいいな」と思いました。ウチがアウェイサポを隔離するのは某赤いチームだけですからね。

 試合はご存知の通り、1-0で勝利。これで2年連続でダービーのダブルとなりました。今まで3年にまたがっての4連勝はあったらしいのですが、ダブルを2シーズン続けてというのは初めてです。その間何度もダブルをやられていた事を思うと、感慨深いものがありますね。

<J1 第30節 於 ヤマハスタジアム>

 清水エスパルス 1ー0 ジュビロ磐田

Cimg0629_small

続きを読む "2年連続ダブル(10/27 磐田戦)"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年10月20日 (日)

J1残留確定(10/19 鳥栖戦)

 昨日(10/19)はアイスタでの鳥栖戦でした。この試合に勝利し、湘南が敗れたため、来季もJ1で戦う事が確定しました。

 3月頃は「まず間違いなく残留争いに巻き込まれるだろう」と思っていたので、5節を残してJ1残留を決める事ができたのは良かったですね。ずっとトップカテゴリーのリーグで戦えるというのは簡単な事ではないので、今はそのありがたみを噛み締めたいと思います。

<J1 第29節 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 6ー4 サガン鳥栖

Cimg0622_small

続きを読む "J1残留確定(10/19 鳥栖戦)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月16日 (水)

男子代表ベラルーシ戦

 昨日(10/15)はヨーロッパ遠征の2戦目となるベラルーシ戦でした。前回のセルビア戦のモヤモヤを吹き飛ばす試合を期待したのですが、かえってモヤモヤの度合いがヒドくなっちゃいましたね。

 昨日の試合の率直な感想は、「つまんねー試合」です。

 ただ漫然と、それも同じテンポでパスを回して簡単にはね返さるというのを90分続けたという印象しかないです。おまけに狭い局面でショートパスをつなぐ事しかしないから、相手にとったらさぞ守りやすいでしょ。ベラルーシの方がよっぽど理にかなった攻めをしてましたよ。スペースの使い方がうまいしサイドチェンジを使って日本のブロックを広げようとしてきました。ボールテクニックは日本の方が上だったかもしれませんが、ベラルーシの方がサッカーをよく知っていたという印象です。

 で、さらに問題なのが、またセルビア戦と同じスタメンを使い、選手交代も遅かった事。香川、遠藤、岡崎あたりは明らかに調子が良くなかったのに、最後まで使われたのが不思議でなりません。またスタメンの固定化によってチームの熟成度が上がればいいですが、試合を重ねるごとに出来が悪くなっていくのはどういう事なんでしょうね。終盤は各自勝手な事をやっているばかりだし。本田の自分本位なボールキープを見るたびにムカつきましたね。

 サッカーはメンバーを固定化させて試合を重ねれば良くなるというものではないでしょう。この日の数少ないトライのうち、3-4-3は失敗として、交代出場した森重、山口が堂々としたプレイを見せてくれました。こういうのはトライしてこそ得られるものです。何より競争原理が働かないと良い「グループ」にはならないと思います。「11人の良いチーム」を作るんじゃなくて「良いグループ」を作る事をもっと考えて欲しいですね。

 ただザッケローニ監督の事だから、次の試合も「いつもの11人」で臨むんでしょうね。となると次の相手となるオランダ、ベルギー(まだウワサレベル)に、この「頑迷固陋」さをこなごなにするような鉄槌を下してくれる事を期待しないといけないんでしょうかねぇ。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月15日 (火)

薄氷の勝利(10/14 天皇杯金沢戦)

 昨日(10/14)は天皇杯3回戦を見に、久々にアイスタ日本平へ行って来ました。

 天皇杯の醍醐味として誰もが口にするのが、いわゆる「ジャイアント・キリング」でしょう。下位のカテゴリのチームは「今度は我々が」と勢い込んで戦ってくるし、外野からすれば「その方が面白い」と思うわけですが、当事者にとってみればたまったものではなく、毎年そうならないようにと願いながら見ているわけですが、今回はここ数年で一番ヤバい展開の試合でした。ホント、負けなくて良かったです。

<第93回天皇杯全日本サッカー選手権3回戦 於 IAIスタジアム日本平

 清水エスパルス 3ー2 ツエーゲン金沢

Cimg0614_small

続きを読む "薄氷の勝利(10/14 天皇杯金沢戦)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月12日 (土)

男子代表セルビア戦

 昨日(10/12)は男子A代表のセルビア戦でした。久々のヨーロッパでのアウェイゲームという事で注目して見たのですが、残念な結果でしたね。

 セルビアはベストメンバーが揃わなかったみたいですが、強かったとは思います。ただ、0-2で負ける相手ではないですね。前に見たウルグアイ戦よりもチームとしてきちっと守備をしようという意識は見てとれたのですが、個々の当たりで負けている事が多くて、しかも最初の失点に象徴されるように肝心なところの守備が緩いから、簡単に失点してしまう。まあ「ココ」という勘どころは簡単に身につくものではないから、せめて個々の選手が局面で厳しく当たるというのをもっと心がけて欲しいですね。

 あと思ったのはメンバー選考の硬直性。スタメンに遠藤の名前が入っているのを見て「アレ?」と思ったのは僕だけではないはずです。また明らかに調子の上がらない香川をギリギリまで引っ張るし、ちょっと最初の11人にこだわり過ぎなんじゃないかなと思いますね。せっかくのヨーロッパ遠征ですし、選手選考の場でもあるはずですから、もっとトライすべきところはトライしないといけないんじゃないかなと思いますね。僕はセルジオ越後氏は嫌いですが、この点だけは同意見です。

 この後は火曜にベラルーシと対戦する予定です。そこではもっといろいろトライして欲しいですね。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月 6日 (日)

あえなく逆転負け(10/5 広島戦)

 昨日(10/5)はアウェイでの広島戦でした。結構な雨だったみたいですね。現地へ行かれた皆さん、お疲れ様でした。

 元紀が先制ゴールを決めたとの報が入った時は「もしや」と思ったのですが、そう甘い相手ではなかったですね。その後次々と入る広島のゴールの報せに現実を思い知らされた感じがします。

<J1 第28節 於 エディオンスタジアム広島>

 清水エスパルス 1ー3 サンフレッチェ広島

 ハイライト映像しか見ていないので詳細は書きませんが、先制するまではボールを支配されながらもうまく守れていたみたいですし、決定機の数もさほど差がないみたいで、出来自体は悪くなかったようです。なので課題は先制してからのゲームコントロールの仕方という事でしょうね。まああんなシュートを入れられたらどうしようもないなと思いますし、あれが優勝争いをしているチームの勢いという事かもしれません。負け方はあまり気持ちのいいものではないですが、変に気を落とさずに切り替えていけばいいと思います。

 残念ながら順位は1ランクダウン。ただ、まだ上にいくチャンスはあるでしょう。まずはコンディションを整えて、唯一残ったタイトルである天皇杯の3回戦に向けて、いい準備をして欲しいと思います。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月 4日 (金)

今更ですが(9/28 甲府戦)

 先週金曜からイングランドとドイツに旅行に行ってまして、甲府戦は見る事ができませんでした。今、ようやく見終えたところです。もう広島戦の前日なんで、軽く感想を書きたいと思います。

<J1 第27節 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー1 ヴァンフォーレ甲府

 開始早々に点が入ったせいか、オープンな試合になりましたね。特に後半はそんな感じでした。甲府は両サイド、特に右サイドが積極的に仕掛けてきて、その上真ん中に3人選手がいるために、最終ライン4人で5人を見るような感じになって、苦しかったと思います。もう少し相手のサイドの選手のウラをついて裏返すような攻撃ができれば良かったと思うのですが、甲府も守備のバランスを崩す事がなくて、なかなか思うような戦いができなかったと思います。それだけにこういう苦しい試合をモノにできたのは大きいですね。1点目はラッキーな形でしたが、2点目は相手のボールを奪っての見事なカウンターでしたしね。何より多少失点しても「どうにかなるさ」という雰囲気が出ているのはいい事だと思います。もっとも開始0分とか1分の失点はもう勘弁して欲しいですけどね(汗)。

 これで勝ち点38。個人的に目標としている勝ち点40まであと2です。かなり安心して見ていられる状態にはなってきましたね。逆に賞金圏内も狙える位置ですし。次の相手はこれまた難敵の広島ですが、この日みたいに粘り強く戦って勝ち点をもぎ取って欲しいなと思います。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »