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2013年8月 4日 (日)

鬼門で完敗(8/3 新潟戦)

 昨日(8/3)はアウェイでの新潟戦でした。都合によりスカパーでの観戦となりました。

 新潟には去年から勝っていません。おまけに東北電力スタでは4年間負け続けているそうで、ウチにとってはC大阪とならぶ天敵であり、東北電力スタはまさに鬼門でした。何とかそのイメージを振り払うような試合をして欲しかったのですが、結局は完敗となってしまいました。

<J1 第19節 於 東北電力ビッグスワンスタジアム>

 清水エスパルス 1ー3 アルビレックス新潟

 新潟は普通に強かったです。選手個々の運動量は上だったし、その運動量をどこでどう使うかがきちんとチーム内で共有されている印象を持ちました。そのチームを相手に普通に力負けしてしまった感じですね。

 まず守備面ですが、キジェが出場停止という事で、出場停止明けの浩太をCBにしてキャラを左SBにする布陣にしました。アウェイという事である程度守備を意識した布陣にしてきたわけですが、このメンバーで合わせるのが少なかったせいかラインの上げ下げが揃わなくて、常にウラを狙ってくる新潟の2トップに上手くそこを突かれる結果となってしまいました。1失点目も浩太のハイキックばかりが取りざたされますけど、あれも最初にラインが揃っていない中のギャップを突かれてのものですからね。これからこのメンバーで最終ラインを組む事が多くなると思うので、そこは改善していって欲しいです。あともう少しボールの出しどころにチェックをかけないとと思うのですが、この日はボールの奪われ方が悪い事が多かったので、それ以前の問題だったなと思います。

 攻撃に関しては、いきなりラドンチッチを使ってきたわけですが、予想以上に能力が高くて、彼のところにボールが渡った時は期待が持てました。が、それ以外は見所がなかったですね。サイドで石毛や河井が一生懸命仕掛けるのですが、いかんせん単独での仕掛けが多くてしかも数的不利の場合が多かったので、なかなか崩す事ができませんでした。新潟は2失点目に象徴されるようにサイドにボールが入った時に必ず誰かがフォローに入っていたので、その差は大きかったなという気がします。大分戦の時のようにサイドを連係で崩す試合もあったし、できないわけではないはずなので、そこはもっと意識して欲しいですね。

 まあ新潟はブルーノ・ロペスの退団はあったもののほぼメンバーを固定できているのに対し、こちらはシーズン途中でフォーメーションを変えているし毎試合メンバーが変わっているので、その差がチームの完成度の差となって現れているのは間違いなくあると思います。それでも試合でこれだけ差となって見えてしまうと「2月以降何をやっていたの?」という気持ちがどうしても頭をもたげてしまいますけどね。ただラドンチッチが使えそうな事は収穫としてあげられるし、本田の能力が決してサビついていない事も確認できたので、この2人の能力を上手く取り込む事ができれば、チームにとってプラスとなるはずです。当面やるべき事は、攻めではラドンチッチにボールが入った時のフォローを早くする意識の徹底、守りでは本田、村松のボランチプラス最終ラインの守備組織の再整備でしょうね。

 これで再開明けでまだ勝ち点1。ボトム3との勝ち点差は7に縮まってしまいました。次節はそのボトム3の湘南との対戦です。湘南はここ2試合上位相手に頑張っているし、今年は2試合やって勝てていないので苦戦は必至ですが、この試合は絶対に勝ち点3が必要です。次は準備期間がしっかりとれるので、万全の準備をして臨んで欲しいと思います。

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