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2013年4月24日 (水)

殴り合い制す(4/23 ナビ杯大宮戦)

 昨日(4/23)はナビ杯の大宮戦が行われました。もちろん速報メールが頼りでした。ただ試合中は忙しくてメールを見る事ができませんでした。で、ひと段落着いてメールを見たら勝利の報せが届いていたので、速攻で切り上げて帰ってビデオを見ました(汗)。

<Jリーグ ヤマザキナビスコカップ予選リーグ 第5節 NACK5スタジアム大宮>

 清水エスパルス 3ー2 大宮アルディージャ

 結果を知っていても見ていて面白いと思える試合でした。現地でご覧になった方は勝ち組でしょう。内容的にも良かったですしね。

 特に良かったのは攻撃面ですね。前半の最初はトップへくさびのボールが入らずに攻撃の糸口がつかめなかったのですが、純平や八反田ら二列目の選手が積極的にウラへ飛び出して、そこへボールが入るようになってからは次第に大宮と互角の勝負に持ち込む事ができました。相手のウラを意識するようになったのはいい傾向だと思いますね。また単純に最終ラインからウラへボールを出すだけでなく、2~3人のショートパスの交換からサイドのウラをとれるようになったのもいい傾向だと思います。後半はここ数年お目にかかれなった崩しからあわや相手のオウンゴールかというような場面も出てきましたし、ここにきて練習の成果が出ているみたいですね。そして何よりも良かったのはバレーとの連係が向上してきた事。バレーのウラを狙う動きに合わせてパスを出したり、ポストプレーに対するサポートが早くなってきました。バレー自身も調子を上げてきたみたいだし、攻撃に関してはポジティブな点が多かったなと思います。

 守備に関しては、先週末の試合と比べるとちょっと緩かったかなという気がしますね。大宮のサイドチェンジによるゆさぶりには何とか対応していましたが、中盤と最終ラインの間に入られたり相手のポストプレーに対する対応が甘かったりする事が多かったと思います。特に後者はこれが元で先制点を許していますし、前から課題となっていた事だと思うので、反省しないといけないと思います。まあ相手のシュートに対して体を張るなど集中は常に保てていたとは思いますが、「常に全体をコンパクトにして、特に相手のトップのプレイヤーは自由にさせない」というのは徹底して欲しいと思います。

 まあ守備に関しては引き続きの課題は残りましたが、攻撃に関してはここ2試合良くなってきています。相手がダービーという激戦を制して中2日の試合だったという点はあるにしろ、チームがいい方向へ進んでいると感じられる試合でした。この良い流れを絶す事なくチームの立て直しを進めて欲しいですね。

 個人で印象に残ったのは竹内ですね。守備にはまだ甘さがあるものの、攻撃面では上手く周りと連係しながら持ち味を出していたんじゃないかなと思います。シーズン前は浩太、村松の代わりがいない事を心配していましたが、ここにきて彼らの後継者として名乗りを上げた感があります。一方で瀬沼はポスト役としてなかなか機能せず、シュートも打てずじまいに終わってしまいました。ただ身体の大きさはやはり魅力なので、引き続き精進して欲しいですね。

 この勝利によって何とか予選突破に望みをつなぎました。少しずつチームはいい方向に向かっているようです。次はアウェイで浦和という厳しい相手と当たります。今のチームの立て直し度合がどの程度かを見るには格好の相手だと思うので、胸を借りるつもりで全力でぶつかって欲しいと思います。

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