惜しいドロー(4/20 C大阪戦)
出来は今季の中では一番良かったんじゃないかなと思います。それだけに勝ちたかったところですが、C大阪も後半は攻撃に人数を割いて圧力をかけてきたので、ドローもやむなしかなと思います。
守備に関しては2つのラインによるブロックが最後まで大きく崩される事がなかったのが良かったと思います。前節課題だったくさびのボールへのアプローチもこの日に関しては厳しくできていたし、中盤でのチェックも厳しくいけてましたね。特に前半は、アンラッキーな失点はあったものの、バランスの良い守りができていたと思います。後半C大阪が杉本、枝村を入れてきたあたりから効果的にボールをまわされるようになって、あわやというシーンも作られましたが、守備の集中力は最後まで落ちなかったのも良かったですね。守備は今のやり方の精度を上げていけばいいと思います。
攻撃は今季一番スムーズにやれたんじゃないかなと思います。特にバレーを上手く活かす形が増えてきたのが良かったですね。単純にハイボールを当てるだけじゃなくて、バレーのウラへの動き出しに合わせてパスが出るようになって、そこからチャンスを作れるようになりましたね。やはりバレーは前を向いてボールを持たせた方が怖いですから、そうしたプレーが出るようになったのはいい傾向だと思います。また中盤の選手が相手のブロックの間に入ってきて、そこへパスが出るようになったのも良かったですね。残念ながらそこから先のいわゆるアタッキングサードでの連係がいま一つだったので、なかなか相手を崩し切るところまではいきませんでしたが、ああいうパスが出るようになったのもいい傾向だと思いますので、続けて欲しいですね。
以上、攻守におけるポジティブな面をあげましたが、何より良かったのは先制されてもパニックにならなかった事。今までは先制されると慌ててしまってさらに状況を悪くする事が多かったのですが、この日に関しては失点された後も落ち着いて練習でやってきた事をやっていって、同点まで持っていく事ができました。やはりリーグ戦で連勝した事が余裕につながっているのでしょうね。この日に関してはこの点が一番ポジティブにとらえたいところじゃないかなと思います。もちろん課題も1つ1つ潰していく必要がありますが、今はこういったポジティブな点を自信に変えていく事が大事だと思うので、その点では次につながる試合だったのではないでしょうか。村田が戦力になりうる事も確認できましたしね。
この後は埼玉でのアウェイゲームが続きます。次はナビ杯の大宮戦です。何より大事なのはリーグ戦なので、ナビ杯は活きのいい選手をどんどん試して欲しいところです。若い選手の台頭に期待したいですね。
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