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2013年3月23日 (土)

ダービー惨敗(3/23 ナビ杯 磐田戦)

 今日(3/23)はナビ杯の第2戦。相手は磐田でした。午前中に歯医者の予約を入れていて、日本平ならともかく磐田では間に合うように行くのは不可能なので、スカパーで観戦しました。

 ダービーってこれまでは直前のチーム状態が反映されない事が多い傾向があったのですが、この日は今のチーム状態がモロに出てしまいました。PSMも含めて今季3度目の5失点での惨敗。今のチーム状態を理解しているつもりではいたものの、いざ現実に表れると辛いですね。

<Jリーグ ヤマザキナビスコカップ予選リーグ 第2節 於 ヤマハスタジアム>

 清水エスパルス 1ー5 ジュビロ磐田

 前の記事で「少しでも良くなったところを探してあげないと」と書きましたが、早くも前言撤回したくなるような試合でした。

 一応良かったところを書くと、前半に村松が石毛の空けたスペースに飛び出したり、イ ミンスが内田を追い越した場面が何度かあるなど、サイドを何人かの連係で崩そうとする場面があったのは良かったと思います。あと、石毛の直接FKは見事でした。

 が、あとは悪かった所のオンパレードでした。

 まず守備。簡単にウラを取られ過ぎです。おまけにサイドは寄せが甘いから簡単にクロスを上げさせているし、真ん中も飛び込んでくる選手を捕まえられていない状態。前半だけであと2失点してもおかしくありませんでした。じゃあ中盤から前はというと、全然プレスがかけられていませんでした。磐田は最終ラインからロングボールを入れる事がわりと多かったのですが、その最終ラインに全くプレッシャーをかけられてないんですよね。中盤にボールが入った時のプレスも甘いし、何より連動していない。監督はしきりとプレスをかけるよう指示していたようですが、どこでプレスをかけるかの共通認識がとれていたかは甚だ怪しく、それでは怖くてプレスはかけられないですよね。

 次に攻撃。何とかサイドから攻撃を仕掛けようという意図は見えたものの、単純にサイドにボールを渡して安直にクロスを上げるばかりで、前述の良かった点以外に工夫というものがなかったですね。何より真ん中に全然ボールが入らなかったのは問題です。象徴的だった場面として、前半終わり頃に八反田が中盤に降りてきてボールをもらう場面があったのですが、その後八反田が前を向いた時にだぁれもボールを貰いに顔を出さないんですよね。これでビルドアップして崩すなんて無理だって思いました。

 何より問題なのは、選手が戦ってなかった事。出足で磐田に完全に負けていて、1対1でも殆ど勝てませんでした。戦術的な問題があったとしても1対1で負けなければもう少し試合らしくなるものです。が、この日の選手達には「1対1で負けない」という気持ちが感じられなかった。だからこの惨敗は選手の責任であり、どんな汚い罵声を浴びせられようが甘んじて受け止めるべきだと思います。

 ただ一応選手を擁護しておくと、選手達は明らかにどう戦っていいかわからなくなっていると思います。その戦い方を整理してあげるのは監督・コーチの役割であり、それができない、もしくはしていたとしても選手達がそれを素直に遂行できずに迷ってしまうのは、監督・コーチの責任です。個人的にはこの現場でのズレは修復しようがないところまできていると思っているので、あとはクラブがそれをちゃんと把握しているかどうかです。

 さすがにもう劇薬を使わないとしょうがないんじゃないのって思いますけどね。それで解決するかはわかりませんが。

 次はリーグ戦の広島戦。今当たるには非常に厳しい相手です。少しでも意地を見せて欲しいのですが、どうなるでしょうね。

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