消化不良で終わってしまった・・・(12/1 大宮戦)
大宮がここ10試合負けていないという事で、どういうサッカーをしてくるのか注目していたのですが、これまでのチームカラーと変わらないというか、まずきっちり守備組織を作って守ってボールを奪ってカウンターを仕掛けるという感じでした。まあカウンターの際は結構人数かけてましたけど。で、こういうチームには決まってウチは苦戦するのですが、この試合もその通りでしたね。
守備に関しては、ここ数試合に比べれば良かったんじゃないかと思います。ここのところふっと集中を切らす場面が多くて、それで失点していたのですが、この日はそういうのはなくて、サイドを破られかけても最後のところはやらせない守り方ができていたんじゃないかなと思います。また前線と中盤でのプレスも、前節に続いて上手くやれていて、前の方でボールを奪う場面が多かったです。この点は評価したいですね。
という事で、問題はやはり攻撃という事になります。相手がしっかりブロックを作っていたので、ビルドアップの時に苦しむのはある程度理解できます。この日トップ下に入った大悟にボールが入ると必ずチェックが入ってましたしね。それでも2回ほどサイドを崩して「クロスの精度が良ければ」という場面を作れたので、最終ラインからのビルドアップに関してはそれほど悪くはなかったと思ってます。問題は前の方でボールを奪った時のショートカウンターの場面でのミスが多すぎた事ですね。ボールを奪った直後とか奪って持ち上がった後の最初のパスの精度が悪くて通らなかったり、選択肢を誤って潰されたりという場面が多過ぎました。結局、特に後半はそうしたミスが多かったために、ほとんどペナの中に入れてなかったと思います。
今季の前半に勝ち点を稼げたのは、ボールを前で奪ってのカウンターが機能していたからだと思っています。ただ、少なくともここ数試合はカウンターの精度が低かったですね。それが機能しないとなると、もともとビルドアップしての攻撃には課題を抱えていたので、苦戦するのは当然でしょうね。まあ攻撃は即興の部分が多いけど、どうもその「即興」の部分に頼り過ぎなところがあるので、そこは日頃の練習の中で考えて欲しいですね。
まだ天皇杯があるので、今季の総括は控えますが、守備に関しては昨季に比べかなり改善されたものの、攻撃についてはそれほど変わらないままに終わってしまった感じとなってしまいました。基本的には来季もゴトビ監督でいくのが既定路線だと思いますが(波乱要素はあるみたいですが)、攻撃の部分の改善を強く要望したいとこですね。
チームは何日間かのオフに入り、その後天皇杯に向けて練習を再開します。正直言ってかなり厳しい組み分けですが、このまま終わるのではあまりに不完全燃焼の感が強いので、何とか意地を見せて欲しいですね。
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