男子U-19代表 またも予選敗退
11月初めからU-19のアジア選手権が始まっていました。今回は敗退するわけにはいかないし、きちっと見ておこうと思って、生中継をやっているCS放送局と契約して4試合とも見ました。結果としては「視聴料がもったいない」となってしました。
年代別のW杯に入ってから見るパターンが多かったので、あまりエラそうな事は言えませんが、これまで見たどの年代別代表より見劣りしました。個人で見てもひ弱でフィジカルコンタクトにとことん弱い選手ばかり。一番期待されていた久保ですらそうでした。まあフィジカルで負けるのはいつもの事なので、それを選手間の連携で補うのがこれまでの日本のやり方だったと思うのですが、今回のチームは動きがバラバラで、どうやって攻めるのか、どうやって守るのかが全く伝わってきませんでした。「準備期間はそこそこあったはずなのに、何やってたんだ」と思いましたね。
一番の責任は、チーム作りの責任者だった吉田監督にあるとは思います。ただ選手達にも問題があります。どこまで選手間でコミュニケーションをとっていたのかが甚だ疑わしいですし、そもそも「やる気あんのか」と思わされるプレーが多くて幻滅しました。そしてそんな選手達を育てた指導者やバックアップすべき協会、そして我々サポもこの現実を重く受け止めなければなりません。
この年代は、なかなか試合勘が保てないプロ1年目が中心で、19~20歳の年代の試合経験をどう確保するかというのは前から言われていた課題です。また、本当にフィジカルコンタクトを避けてばかりでいいのかとかいうような育成方針の見直しも必要かもしれません。ただ1つ言えるのは、もうこれまでのように「S級を持っていて空いている人」を起用するような安直な人事は止めて、Jなどで実績のある人を監督に起用して欲しいという点です。
石毛や白崎を呼ばないでおいてこれかよ、というのが一番腹立つかな。一方、櫛引にはつらい経験になってしまいましたが、めげずにクラブで精進して欲しいと思います。
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