11月は全敗・・・(11/24 川崎戦)
昨日(11/24)は等々力に行って来ました。等々力はメインスタンドの老朽化に伴って、12月にメインスタンドを取り壊し、来季は仮設スタンドを設置するとの事。あのメインスタンドは確かJリーグ開幕にあわせて改装されたものなので、「あのメインスタンドを見るのも今日限りか」と少し感慨深い気持ちになりました。
試合は1-2で敗戦。これで11月は公式戦全敗となってしまいました。試合後のゴール裏の雰囲気は複雑な感じでしたね。これで4年連続で終盤の失速を見させられているわけですから、無理もないでしょう。ここまで続くともはや体質としか考えようがないですね。
<J1 第33節 於 等々力陸上競技場>
清水エスパルス 1ー2 川崎フロンターレ
この日、エスパは前節脳しんとうで交代した浩太と、練習中に負傷した八反田の2人を欠いていました。そのためこの日は相当苦戦するだろうと予想していましたが、思っていた以上にやれていました。特に効果的だったのは元紀をセンターFWに入れた事ですね。彼がボールを上手く中へ引きだしてポイントになってくれたし、守りでも石毛と俊幸と3人でよくボールを追ってくれて、川崎にビルドアップさせる暇を与えませんでした。大悟もうまくボールを散らしてくれていたし、前半失点するまではエスパのペースだったと思います。が、前半半ばに右サイドを崩されてあっさり失点。あの場面は右サイドの対応も悪かったですが、それ以上にバイタルエリアをぽっかり空けていたのが問題でしょう。浩太がいれば潰していてくれたかな、と彼の不在を思わずにはいられませんでした。その後は思うように攻める事ができず、0-1で折り返す事になりました。
後半も最初は川崎ペースで入ったのですが、俊幸のゴールで同点にして以降はエスパがボールをキープし、川崎がカウンターを狙うという展開になりました。特に同点に追いついてからは、川崎がボールをクリアしてもすぐにエスパが奪い返して2次、3次攻撃につなげるという分厚い攻めが見られ、見ていて面白かったです。ただこういう時間帯に点をとれないと相手に流れがいってしまうのはよくある事。次第に川崎のカウンターが鋭さを増し始め、しまいにはセットプレーで大外のプレーヤーをどフリーにして失点。高原を入れて必死に反撃しますが、あえなく敗戦となってしまいました。
内容は、少なくとも前節のどこか怯えたような戦いよりもはるかに良かったと思います。気持ちも伝わってきました。この日の元紀を真ん中に据えた布陣が機能する事がわかったのも収穫だと思います。今季の残り試合はこの布陣で続けてはどうかなという気がしますね。
ただ、やはり最後のところの崩しの質やアイディアでは川崎に劣っていたかなという気がします。特にサイドの崩し方では、失点時にお手本のようなワンツーから崩されてますし、ああいうのがエスパではなかなかないんですよね。サイド攻撃を標ぼうしているわりにはサイドでのコンビネーションでの崩しが少ないというのは前からこの場でも書いていて、結局そのまま終盤まで来てしまったわけですが、そうした最後のひと工夫が足りない事が上位にとどまれない理由の1つだと思うので、そこはもうちょっと考えて欲しいですね。
あと、来季もゴトビ監督が指揮をとるのは既定路線だと思いますが、1つ注文をつけたいです。いい加減、選手の序列で選手交代をするのは止めて欲しい。この日も交代させるなら俊幸だと思うし、キムよりは運動量の多い鍋田の方が良かった気がします。どうも序列で選手を入れている感じがするので、そこは直して欲しいです。
これで9位まで転落。戦力から見れば妥当な位置ですが、一時は4位にいた事を思うと悔しいです。あとはホームでの最終戦を残すのみですが、最後くらいきっちり勝って、笑顔でセレモニーをしたいですね。それが天皇杯につながると思うので。
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