お人よしなチーム(10/20 神戸戦)
試合の入り方が悪かった事と、後半の再三のチャンスを得点に結びつけられなかった事が、勝ち点2を失った原因だと思います。特に前者が問題だった気がしますね。
何か試合の入り方がフワッとしてましたよね。一方で神戸は何とか結果を出そうと立ち上がりから積極的に来てました。エスパはそれにとまどって、ことごとく球際で競り負けるようになり、神戸に優位に試合を進められてしまいました。失点こそ相馬のファインゴールでしたが、それまでの時間帯で押し込まれてその流れでSBの上がりを許しての失点なので、もう少し受け身にならずに最初からガッチリ相手の勢いを受け止める戦いが出来ていればと悔やまれてなりません。ただ失点後のリアクションが良くて、少しずつ流れを引き戻し、前半終了間際に同点に追いつく事ができたのは良かったと思います。
後半は、逆にエスパが積極的に前に出ていくようになり、神戸を一方的に押し込む展開になりました。八反田と元紀がよくボールを引き出していて、そこからサイドへ展開するなどしていい形を作れていました。ただそこから作ったたくさんの決定機を活かす事ができなかったのが痛かったですね。FKからの平岡のヘッドとか、カウンターから元紀にボールが渡った場面とか、「もらった」と思った場面は何度もあったんですけどね。その後70分過ぎからはエスパが攻め疲れた様子を見せるようになり、さらに神戸が前線の選手を代えて前に起点を作れるようになった事で、終盤はなかなかチャンスを作れなくなり、結局1-1の同点で終わってしまいました。
まあ大事な試合と位置付けられていたダービーとナビ杯準決勝を最良の結果で乗り切った事でチームにホッとした雰囲気はあったでしょうし、ここのところ結果が残せていない神戸相手という事で弛緩した空気が出るのもある程度はしょうがないでしょうが、強いチームはこういうシチュエーションでも結果を残しているのでね。そうでないとリーグ優勝とかACLだなんてのは夢のまた夢だと思うので、そこは猛省して欲しいと思います。
あと気になったのは選手交代ですね。高原と大悟についてゴトビ監督は不満を述べていたようですが、時間が10分しか与えられなかったのでね。その前の70分過ぎあたりから攻め疲れの感を見せていたので、あと5分早く出してくれればという気はします。また高原は俊幸に代えて入ったのですが、正直キムがあまり機能していなかったので、キムに代えて高原でも良かった気がするんですけどね。確かに俊幸の後半のプレーはあまり良くなかったですし、結果論ですけどね。
これで5位に後退。ただ3位浦和との勝ち点差は1つ詰められたし、混戦状態が続いているので、最終的に少しでも上の順位にいられればいいと思います。次はアウェーでの鹿島戦。その翌週のナビ杯決勝と同じ相手なので、どう戦うかは難しいところですが、決勝につながる戦いをしてくれればと思います。
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コメント
お人よしなチームとは、言えてますね。妙に感心してしまいました。試合前に友達と、うちは上位には強く下には弱いなーなんて言っていたんです。これも試合後の笑い話になる予定でしたが、、、。いかんでしょう、ここに負けちゃ。いや引き分けでしたが、負けみたいなもんでしょう。神戸さんには失礼ながら勝ち点2点少ないぞーと言う気持ちです。
投稿: たーきー | 2012年10月21日 (日) 16時04分