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2012年4月 8日 (日)

9か月ぶり(4/7 神戸戦)

 昨日(4/7)の神戸戦はスカパーでの観戦でした。ご存じの通り、エスパは昨年7月の小瀬での試合以来アウェーでは勝てておらず、しかも3試合連続0-4なんて事もあったので、「今季はアウェー遠征を少し少なくしようかな」と考えていたので、神戸戦はスカパー観戦にしました。

 結果は1-0で、9か月ぶりのアウェー戦勝利。これを見て、その勢いで三宮に繰り出して飲むお酒はさぞや美味しかったでしょうから、行けばよかったかなという気持ちも少しありますね。まあスカパー観戦でも気分はいいですけど。

<J1 第5節 於 ホームズスタジアム神戸>

 清水エスパルス 1ー0 ヴィッセル神戸

 お互いに守備での潰し合いに終始した感じでしたが、その中でチャンスを確実に活かしたチームが勝ったという試合でした。

 前半の、特に立ち上がりは、出来が良くなかったですね。神戸の前からのプレッシャーに負けてボールを前に蹴るだけになる事が多く、初先発のジミー フランサもDFに競り負ける事ができなかったため、神戸に押し込まれる場面が多かったです。ただ神戸の攻撃がロングボール主体の単調なものだったため、次第に落ち着いて対処できるようになり、半ば過ぎからはほぼ互角の展開に持ち込む事が出来ました。まあ攻撃は物足りないものの、守備は安定していたため、少ないチャンスをものにできればと思っていました。

 後半も最初は神戸が攻勢をかけたものの、60分過ぎに大悟と枝村を入れた采配が的中し、エスパが流れを引き寄せました。特に枝村が良かったですね。決勝点の場面も吉田の動きに素早く反応してウラへのパスコースを作ったのは見事でした。もちろん枝村にダイレクトで正確なパスを出した吉田やこぼれ球につめていたアレックスも良かったです。その後は神戸の反撃を上手くしのいで、ようやくアウェイーで勝つ事が出来ました。

 特に守備においてチームのやり方を選手が理解しているのか好調の要因ですね。常にコンパクトな状態を保って、前からはめていくやり方がこの日も機能していました。攻撃時の組み立てやサイドの使い方には物足りなさがあるものの、攻撃陣の選手層は厚みを増してきていますし、これから選手間の息が合ってくれば少しずつ改善してくると思います。いい形でチームができてきていると感じますね。

 個人で言うと、MOMはアレックスで次点が村松かと。アレックスの攻守にわたる献身的なプレーぶりには頭が下がります。決勝点はそのご褒美でしょう。村松も「やばい」と思ったところで彼が必ず潰してくれるので、助けられてますね。あと、ジミー フランサについては思っていたよりは良かったという印象です。最終ラインで駆け引きする選手が今までいなかったので、周りと呼吸が合ってくれば面白い存在になるかも、という気がしています。

 これで公式戦3連勝。いい形で次節のダービーに臨めます。相手の磐田も無敗で来ているので厳しい戦いになるでしょうが、ホームで、そしてダービーで負ける事は許されません。ぜひとも勝って、さらに上を目指して欲しいと思います。

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