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2012年4月15日 (日)

久々のダービー勝利(4/14 磐田戦)

 昨日(4/14)はアウスタ日本平での静岡ダービーでした。開門前からコールリーダーの人がメインスタンドに呼びかけに来たり、試合前にはDJの克馬さんが選手入場時にスタンディングで選手を迎える事を呼びかけたりして、選手達を奮い立たせる雰囲気を作ろうとしてましたし、実際試合中のスタジアムの雰囲気はダービーらしい緊張感があったと思います。それゆえにいら立つ雰囲気になる時もありましたが。

 ただ、試合前の乃木坂46のイベントの時だけが雰囲気が異質でしたね。まあ日頃お世話になっているスカパーの企画なのであまり文句は言いたくないのですが、あれよりはこの日実況を務めた倉敷さんとパルちゃんとでダービーの見どころを語り合ってもらうとかした方が良かった気がするんですけどねぇ。

<J1 第6節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 3ー2 ジュビロ磐田

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 前半と後半では別のチームでした。ただ前後半通して崩れなかった守備により、勝利を呼び込んだという気がします。

 前半は、監督も言っていましたが、今季最悪の出来だったと思います。何かふわっとした立ち上がりになってしまって出足で磐田に負けてしまっていたし、失点時の守りも集中を欠いてましたね。その後は磐田のコンパクトなゾーンに対してなかなかくさびのパスを入れられず、また「さあこれから」という時のミスも頻発して、チャンスを全く作る事ができませんでした。ただ守備に関しては一番怖い前田のマークを外す事もなく、シュートに持っていかれる前に潰せていたので、磐田も思い通りの試合ではなかったと思います。で、負傷を抱えていた吉田を諦めて河井を右SBに入れてボールの収まりどころを作り、さらに40分に元紀がこの日初めての決定機を迎えたあたりからムードが変わり始めました。この時の俊幸から元紀へのスルーパスが転機になった気がしますね。で、終了間際に相手のミスから俊幸が同点弾を決めて、いい形で折り返す事ができました。

 後半は今季最高の出来だったかもしれませんね。相手のラインを下げようとウラへのボールを多めに入れてきて、それが効果的だったと思います。前半は相手のゾーンの前でまわすだけでしたからね。また後半開始早々に逆転弾を入れられたのも大きかったと思います。同点弾からそれほど時間がたたないうちのゴールでしたから、磐田のショックは大きかったでしょうし、こちらはあの後見違えるほど出足が良くなりましたから。攻撃時のつなぎも前半に比べてスムーズになったし、さらに伸二が途中交代で入ってからは完全に中盤を制圧して、とてもいいサッカーをしていました。3点目の元紀のゴールも見事だったし、終了間際の失点は余計でしたが、まあ「快勝」だったと思います。

 3点とった攻撃陣に目が向きがちですが、前半の悪い流れの中でも集中を切らさずに1失点で食い止めたのが勝因だったんじゃないかなと思います。危ない所をチームとして潰す事ができていました。去年だったらもっとひどい事になっていたと思うので、そのあたりはチーム戦術が浸透している証左と言えるのではないでしょうか。

 ただMOMをあげるとするなら、元紀と俊幸の両ウィングのどちらかでしょうね。特に前述のスルーパスが流れを変えたと思うので、やはり俊幸かなぁ。一方、林、平岡、ヨンアピン、村松の守備陣の安定感も光りました。平岡はリーグ戦初スタメンでいい働きをしてくれたし、GK林の安定感や、村松の守備での奮闘も光りました。本当に1人1人がよく戦ってくれたと思います。

 これでリーグ戦3連勝。良い流れですよね。次節のG大阪は0-2から逆転勝ちをおさめて自信を取り戻しているかもしれないので、やはり厳しい戦いになるでしょうが、守備はある程度計算できるので、何とか勝ち点を持ち帰って欲しいですね。またその前に行われるナビ杯の横浜FM戦も、どういうメンバーで臨むのか楽しみです。

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