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2011年12月24日 (土)

2011年シーズン終了(12/24 天皇杯C大阪戦)

 今日(12/24)は天皇杯を観に大阪まで行ってきました。お隣の金鳥スタは去年行きましたが、長居スタジアムでの観戦は7年ぶりくらいかなと思います。改装された大阪駅も見てみたかったので、その部分では行って良かったかなと思います。

 試合はPK戦で敗れ、ベスト8で敗退。これで今シーズンの全日程が終了しました。相手のホームスタジアムでの試合で、ある程度覚悟して行ったところはあるので、敗退が決まった時も「まあしょうがないか」とサバサバしてましたね。敗退の仕方としては悪くなかったと思えたので、「来季頑張ろう」と切り替えられました。

<天皇杯全日本選手権準々決勝 於 長居スタジアム>

 清水エスパルス 2ー2(PK戦:5-6) セレッソ大阪

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 2度先行されながら2度とも追いついた事が高く評価していますし、選手達はよくやったと思います。ただ現時点での限界も見えた試合だった気がします。

 相手のC大阪との差として感じたのは、攻撃のいわゆる「アタッキング・サード」のところでの質の差ですね。C大阪はこちらの弱点をうまく突いてきましたし、それをするだけの力を持っていました。前半はアンカーの浩太の横やCBとSBの間のスペースに入り込んであわやというシーンを作り出し、後半こちらがアレックスを下げ気味にして対策を施してくると、今度は執拗に両サイドを突いて、前半以上の決定機を作ってきました。少なくとも3回は「完全にやられた」というシーンがありましたね。

 それに対してエスパの方は、押し込んだ後のパスミスが多くてチャンスをフイにする場面が再三あり、またそれ以前にアイディアが足りずに詰まっちゃったり単純なクロスで終わっちゃう場面が多くて、なかなか決定機まで持っていけませんでしたね。以前と比べてゴール前へのボールのつなぎはスムーズになっているし、後半以降はオープンな攻め合いになってゴール前へボールを運ぶ回数も増えていただけに、もったいないなぁと感じました。特に延長後半はC大阪の方が攻め疲れてきてチャンスの数も増えてきたのに、その度に中途半端なプレーを選択してチャンスを広げられずに終わってしまうばかりだったので、その部分には不満を感じました。まあ手を入れていくのが難しいところではあるのですが、ゴール前での質については差を感じたし、そこをどう高めていくかが来季に向けての課題だと思います。

 とはいえ、繰り返しになりますが、選手達はよくやりました。C大阪の決定力不足に助けられたところはあったにせよ、PK戦まで持ち込んだ事は評価して良いし、みんなよく戦っていたと思います。特に海人には助けられました。彼のビッグセーブに救われたのが4~5回はあったと思います。彼のPK失敗でTHE ENDになってしまったのは不運としか言いようがないです。伊藤も以前に比べれば戦えるようになってきているし、高木の同点ゴールも見事だったし、アレックスの献身的な働きも光りました。他の選手達もよくやったと思いますが、時折集中を欠いた守備をして2度ほど中央をドリブルで割られてしまった両CBは反省して欲しいなと思います。

 これで2011年シーズンは終了となりました。始まる時はどうなる事かと思いましたが、少なくとも「ハマれば面白いサッカーをする」というのは見せられるようになったかと思います。あとは「ハマる」回数をいかに増やすかだと思うので、そのためには今年積み上げたものをなるべく崩さないように、流出を最低限度にとどめつつピンポイントの補強をするというのを来年1月中旬までに何とかやって欲しいと思います。

 最後になりましたが、選手・スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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