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2011年12月18日 (日)

ベスト8進出(12/17 天皇杯千葉戦)

 昨日(12/17)は天皇杯の千葉戦が、アウスタ日本平で行われました。今季のアウスタ日本平での試合はこれがラストという事で、バス停から坂道を上る時、「今年はアウスタは見納めかぁ」と感慨深い気持ちになりました。試合後も、エスパルス主催ゲームではないのにいつものように「勝ちロコ」をやって、「王者の旗」も流れてくるなど、選手やサポーターに運営担当の方も名残を惜しんでいる感じがしました。

<天皇杯全日本選手権4回戦 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー0 ジェフユナイテッド千葉

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 試合に関しては、G大阪戦とは別の意味で、「前半と後半で違うチームになったなぁ」という印象があります。

 千葉は、3回戦はわりと引き気味でカウンター狙いのサッカーをしていたと聞いていたので、この試合もそうするのかなと思っていたのですが、予想に反して全体をコンパクトにした上で前からプレッシャーをかけてくるという非常にアグレッシブなサッカーをしてきました。前半のエスパはそれを完全に受ける格好になってしまって、バタつくシーンが非常に多かったですね。特に最終ラインの左のボスナー、ヨンアピンの方は狙われていて、そこでミスして逆襲を食らう場面が多かったです。最後のところは踏ん張って、3度の千葉の決定機も防ぎましたが、J1上位のチームだったらやられていたかもしれませんね。攻撃も3度決定機を作ったものの、全体的にはバタバタしていて得点の匂いがあまりせず、「こりゃ残業もありうるかな」と思いました。

 で、ゴトビ監督が檄をとばし、怪我のヨンアピンに代えて宏介を入れて後半に臨んだわけですが、最初にミスから決定機を与えたものの、その後はいいサッカーをしていたんじゃないかなと思います。前からのプレスがハマるようになって何度かいい形でボールを奪えたし、パスまわしも非常にスムーズになりました。特に印象的だったのが浩太、枝村、アレックスの3人が非常にバランスの良いポジショニングをしていた事です。3人のうち誰かが下がれば他の2人は上がってパスコースを作っていたし、守備でも非常に献身的でした。やはり今のチームのカギとなるのは中盤の3人のバランスだと思うので、いい時の感覚をこの日思い出す事ができたのなら大きいなと思います。まあ後半もあわやというミスが散見されたし、もう1~2点とれたという反省点はありますが、後半はまずまず面白いサッカーができたと思います。

 個人で見ると、やはり浩太、枝村、アレックスが、少なくとも後半に関しては良かったと思います。あと高原のボールの引き出し方と周りへの預け方も良かったですね。それと後半から入った宏介ですが、久々に彼らしい良いプレーを見る事ができました。いろいろ噂は流れていますが、やはり宏介には残って欲しいですね。

 これで7年連続のベスト8進出。次は長居でC大阪と対戦します。事実上のアウェーでの試合という事で、今季エコパ以西のアウェーで勝っていない事もあって、厳しい試合となるでしょうが、何とか次に進めるように最善の準備をして欲しいと思います。

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