マイナスじゅうに(8/6 新潟戦)
先制されるまでは悪くなかったと思います。前節の反省をふまえてか前からきっちりプレスをかけて新潟のボールの出所を抑え、最終ラインやボランチもよく体を張っていました。またボールを前の方で奪える事が多かったのでそこから何度かチャンスを作れたし、ほぼ互角の展開で推移しました。が、クロスに対して辻尾がかぶってしまうというミスにより生まれた決定機から先制されると、そこからパタッとエスパの足が止まります。特に後半は新潟のやりたい放題。ボールの出所に全くプレスがかけられない状態になり、そんな状態で中途半端にラインを上げるものだから、何度も新潟にラインのウラを突かれて決定機を作られました。攻撃面は個々がバラバラに攻めるばかりで全く得点の匂いがせず、結局奪われた失点は4。先週と全く同じ試合を見せられる結果となりました。
3試合連続で4失点という事で守備に目がいきがちですが、僕は攻撃面を問題視してます。相手にセットされた時の攻撃が貧弱極まりないです。今季もサイド攻撃に重点がおかれていますが、結局のところ個人、特にSBの能力頼みなんですよね。何せサイドに2枚いるのに連携が皆無ですから。宏介、辻尾の状態がいい時はそれでも何とかなったのですが、ここのところは宏介も精彩を欠いているし、辻尾も怪我明けで試合勘に問題があってほとんど機能しませんでした。となると、サイド攻撃が停滞するのは自明の理。何せきっちりサイドのスペースを埋めておけば簡単にボールを取れるんだから、相手にとっては楽でしょう。で、ボールを奪ったら両サイドに広大なスペースがあってまるでリスクマネジメントできてないんだから、そりゃ失点しますよね。サイドを使いたいならもっと連携面を上げていかなきゃダメですよ。個人が頑張ったってそう簡単にサイドを崩せるわけがないです。逆に新潟はサイドで誰かがボールを持った時に誰かが必ず追い越す動きをしていました。はっきり言って羨ましかったですね。いずれにしろ特にサイドの崩し方をちゃんと工夫しないとダメだし、それができず攻めきれずにボールを奪われるからカウンターを食らうのだから、そこを改善しない限り失点は減らない気がします。
以上が戦術的な部分ですが、それ以上に深刻なのがメンタル面ですね。先制されてからの落ち込み方は目に余るものがありました。ボールホルダーへのチェックがあまくなって相手に好き放題やられるし、攻撃面はボールを引き出したり追い越したりする動きが皆無で、簡単にボールを奪われる事の繰り返し。前半先制されるまではそこそこできていたのに何でこんなになっちゃうのかって感じで、とてもプロとは思えないプレーも散見されました。先週は2部練習にして個人面談やミーティングを繰り返す事でテコ入れを図ったはずですが、この日に関してはその効果が出たのは先制される前まで。監督や伸二が「最後まで戦った」と試合後コメントしてますが、僕が「どこが? あんたらの目はフシ穴か?」とか言いたくなります。
同じ事を繰り返すのはプロのやる事じゃないと書きましたが、結局こいつらは3度同じ事をやりました。今季は残留が目標と思ってはいますが、それにしても酷すぎます。何せ「臆病者のバカ」としか思えませんから。はっきり言って状況はかなり深刻ですが、次節はアウスタ日本平での試合です。ホームのサポの前で同じ失敗はできない「はず」なので、とにかく今度こそ次節に向けて性根を入れ替えて準備して欲しいと思います。
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コメント
よくもまあ、取られるものだよ。
今回は綿菓子作りで忙しくて、速報も見ませんでした。
お祭りのかたずけが終わって携帯見たら「0-4」
またかよーーって思いましたが、疲れていたので
どうでもいいやって自暴自棄(^^;
ホームで勝ってくれるのを期待しましょう。
投稿: オレQ | 2011年8月 8日 (月) 14時57分