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2011年8月14日 (日)

久々の勝利(8/13 大宮戦)

 昨日(8/13)はアウスタ日本平での大宮戦でした。

 久々にホームに戻って感じた事は「やっぱりサッカーは球技専用スタジアムで見るものだよな」という事です。ビッグアーチはピッチまでの距離が遠くて最悪でしたし、ビッグスワンはスタンドの傾斜を高くしたりする事でいくぶんましではありましたが、それでも遠かったですからね。スタンドとの一体感も感じられたし、選手達もこの方が戦いやすいと思うので、少しでもサッカー専用スタジアムが増えてくれればなと思いました。

<J1 第21節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 3ー0 大宮アルディージャ

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 「何とか連敗だけでも止めてくれれば」という程度の感じで見ていたので、3-0での勝利というのは望外の喜びです。内容的にはまだまだのところはありますが、選手達が気持ちを出して戦ってくれたのが良かったですね。

 前半は試合の入りが非常に良くて、何度かチャンスを作る事ができていました。「これはメンタル的には結構切り替えに成功しているのかな」と思っていたのですが、次第に左サイドでの宏介とイ・チョンスとの争いで苦戦を強いられるようになり、自陣に押し込められる時間が長くなってしまいました。このあたりの時間帯は中盤でのつなぎのパスも楽に通されるようになってしまって結構苦しかったのですが、岩下、ボスナーの両CBの奮戦や久々スタメンの海人の好セーブで無失点に抑える事ができたのが勝因の1つでしょう。その後逆に高原のダイビングヘッドや伸二のミドルなどで相手を押し返して前半を折り返せたのも良かったと思います。ただこの時点では「前節より良くなったのは確かだけど、やはり先制しないと苦しいな」と思って見てました。

 その欲しかった先制点は宏介の突破から生まれました。枝村も「なんでそこにいるの」という枝村らしい感じでしたし、高原のこぼれ球に対する反応も良かったですね。これでエスパの動きが俄然良くなり、今度は枝村のパスに反応した宏介が絶妙の突破からこれまた説妙のクロスを入れて伸二のゴールをおぜん立て。その後大宮の猛攻を浴びる事になりますが、どうにかしのいだ後に高原の見事なゴールで3点目をゲット。あとは鍋田が2度あったチャンスのどちらかをモノにできれば最高だったのですが、申し分のない形での勝利となりました。

 勝因はメンタルの切り替えがうまくできて、選手達の前にいこうという姿勢が出ていた事ですかね。宏介が顕著な例でしょう。ここ数試合はほとんど良さを出せず消極的なプレーに終始していましたが、この日はとにかく前へ行こうとしていて、それが2得点に絡む結果につながりました。枝村もチャンスがあれば前に出てくれて、久々に枝村らしいゴールをゲットできたし。また周りの選手達も前に出た選手達をうまく使ったりフォローしたりしていました。守備でも最後のところは自由にやらせないようにしていたし、そうした当たり前の事ができたのが勝利につながったと思います。

 もちろん課題はあります。時間帯によっては中盤のプレスがあまくなって、特にバイタルエリアを好き放題使われる時がありました。この日の大宮がパスやシュートに精度を欠いていたので助かりましたが、次に当たるC大阪にはやられていたかもしれません。やはりゾーンを常にコンパクトに保ってバイタルにできるだけ入らせない事が必要になると思います。

 とはいえ0-4が3試合続いていて選手達も参っていたと思うので、この日の勝利は大きいですね。多少なりとも自信を取り戻せたでしょうから。次節のC大阪はこの日の大宮以上の難敵ですが、またホームでできますから、ぜひ長居のリベンジをして欲しいですね。

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