2つの代表戦
今日(6/19)は朝方にU-17のジャマイカ戦、夜にU-22のクウェート戦がありました。その感想を簡単に書きたいと思います。
○U-17W杯 ジャマイカ戦
前半はボールは支配するもののなかなかペナの中に入れませんでした。真ん中にくさびが入るまではいいんですけど、ボールを持った選手の判断がちょっと遅くて次のパスを相手に引っ掛けられるというパターンが多い感じでした。正直点が入る気がなかなかしなかったのですが、後半に鈴木武蔵を入れてサイドで起点を作る事をより意識させるようになってからチャンスを広げられるようになりました。決勝点も右サイドで起点を作ってそこから崩しての折り返しを決めたものですし、その他にもサイドから決定機を作る事ができました。惜しむらくは2点目がとれなかった事ですが、U-17が世界で勝ったのは久々だったので良かったと思います。この後当たるのがフランスとアルゼンチンなんで、決勝トーナメントに進めるかはまだ微妙ですが。
○U-22ロンドン五輪二次予選 クウェート戦
前半は非常に良かったですね。前からのプレスがはまったし、そこからの散らしも非常に効果的でした。特に両サイドを上手く使う事ができたのが良かったと思います。1点目は綺麗な崩し方でしたし、2点目はボールもゴール前への入り方も良かったです。後半も前でのボール奪取から3点目を決めて、このまま終われればパーフェクトだったのですが、1失点が余計かつもったいなかったですね。酒井宏の対応が軽率でした。セーフティに出していれば済んだ話ですから。その後お互いに攻め合う展開になったのも反省点ですかね。もう少しボールまわしに徹するとかすれば良かったと思うのですが、このへんのゲームコントロールは課題かと思います。2点差での勝利なのでまあ合格点なのですが、次は灼熱のアウェーでの試合ですからね。今度はクウェートも前から来るでしょうから、暑い中でどれだけ守備陣が持ちこたえてカウンターにつなげらるかがカギになりそうです。
それにしても2つの世代を見て思うのは「やっぱり後藤健生さんの言う通り日本の攻撃スタイルってショートパス主体の崩しなんだな」という事です。ただもう少しサイドチェンジを使う事を日本の指導者は教えないといけないんじゃないかな、なんてエラそうな事も考えてしまいました。
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