初の連勝(6/18 浦和戦)
昨日(6/18)の浦和戦は、自分が蹴って楽しむ方を優先させちゃったので、速報が頼りでした。2点差になった後に1点返された時はイヤな予感がしましたが、この日2度目のボスナー砲炸裂の報を聞いて勝利を確信しました。あと、一緒にいた仲間と「これは埼スタは荒れるぞー」と話していたのですが、案の定試合後選手バスに乗る選手達に浦和サポから罵声が浴びせられたそうで。昔を知らない浦和のサポからすると今の状況は屈辱でしかないでしょうね。
<J1 第16節 於 埼玉スタジアム2002>
清水エスパルス 3ー1 浦和レッズ
得点がボスナーの直接FK2発と高原のヘッドなので、ついボスナー砲に目がいきがちですが、内容的にも会心の試合だったんじゃないかと思います。
まず守備が安定していたのが大きいですね。最初のうちは何度かカウンターから危ない場面を作られましたが、次第に守備ゾーンをしっかり作れるようになってきて、浦和に容易にペナへの侵入を許さない守りができるようになってきました。先制点をとってからはより守りの意識が強くなったと思うのですが、ただ下がり過ぎる事はほとんどなく、ペナの前で2枚のラインを作って浦和の攻めに落ち着いて対処できていました。相手に与えた決定機は失点した時くらいだと思うし、それ以外は危なくなってもすぐにボールホルダーに寄せてピンチが広がるのを未然に防いていました。まあ浦和の攻撃が少し単調だった事もありますが、こういう守り方ができればそう簡単に失点する事はないと思います。
あとこの日は攻撃面も良かったですね。基本的にはボールを奪ってからのカウンターが主体でしたが、ボールをゴール前に運ぶまでの流れが非常にスムーズだったと思います。ゴール前でのスペースの使い方もいつになく良かったですね。55分頃の枝村のシュートがポストに当たった場面なんかはその典型でしょう。アレックスも再三ゴール前のスペースに飛び出してチャンスを作っていたし、攻撃面の機能性に関しては今季一番の出来だったと思います。惜しむらくは最後のシュートの精度を欠いていた事。この日の出来であればもう1~2点は欲しかったところです。あと相手にセットされた時の攻撃にはもうひと工夫必要かなと思います。ただ全般的には良くなってきているなと感じました。
個人について評価すると、まずボスナーは2得点もさる事ながら得意の空中戦で相手を凌駕していました(まあ正直言って2得点とも相手のミスだと思いますけどね。壁の作り方がおかしいかと。)。あと岩下が前節で反省したのか非常に冷静な応対をしていたのが印象的でした。攻撃では高原とアレックスが効いてますね。それと途中から入った枝村が攻守において存在感を発揮したのは心強いです。一方で伸二の出来がいまひとつだったのは少し心配ですね。
今季初の連勝で、今季初めてひと桁順位に達しました。ここからホームのアウスタ日本平での3連戦ですので、さらに勝ち続けて上位をうかがうチャンスといきたいところですが、最初に当たる川崎が非常に調子を上げているので、簡単な試合にはならないでしょう。あまり準備期間はありませんが最善の準備をして川崎戦に備えて欲しいと思います。
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