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2011年5月 8日 (日)

成長途上(5/7 名古屋戦)

 今日(5/8)休日出勤しなければならかったため、昨日(5/7)の名古屋戦は見に行きませんでした。その上他の予定を入れてしまったため、速報が頼りでした。試合開始早々に先制されたと知った時はどうなる事かと思いましたが、早々に追いついて最終的にドローに持ち込めたので良かったと思います。飛車角抜きとはいえ、去年のリーグチャンピオンチーム相手ですからね。

<J1 第10節 於 名古屋市瑞穂陸上競技場>

 清水エスパルス 1ー1 名古屋グランパス

 エスパ、名古屋ともに「勝てた試合」だったと思いますが、双方とも好機に決められなかったので、ドローは妥当な結果だったと思います。ただエスパにとっては前節に引き続き「チームとして成長している」事を実感できた試合と言えるでしょう。

 まず守備が良かったですね。開始早々の不用意なミスからの失点は残念でしたが、終始高いラインを保つ事ができていたし、それを支える前線からのプレスはこれまでで一番効いていたと思います。得点も前線からのプレスが楢崎のミスを誘ってのものですし、名古屋に中盤でのボールキープを許しませんでした。前節も触れましたが、守備組織に関してはだいぶ整備されてきてますね。ただ後半暑さで足が止まってきてから次第に押し込まれる時間が長くなったので、これから暑くなってプレスが思うようにかけられない時間帯が増えると想定される中でどう守備面が持ちこたえていくのかが課題になっていくのかなという気がしました。

 攻撃に関してはまだまだ物足りない面もありますが、こちらも広島戦よりも良くなってますね。真ん中の枝村や真希がボールに触る機会が以前に比べて格段に増えて、彼らが効果的にボールをサイドへ散らす事によってペナ付近までボールを運べる機会も増えてきました。ペナの付近のプレーはもうひと工夫欲しいところですが、それでも高木を筆頭に積極的にミドルシュートを放ったり細かいワンツーを通そうとしたりするなど少しずつ「おっ」と思わせるプレーが出てきています。ただ名古屋と比べるとゴール前のプレーの精度で差があって、それが決定機の数の差につながっていると思うので、今後はこれを最大の課題として取り組んで欲しいですね。

 個人で印象に残ったのは、やはり高木とアレックス。特にアレックスは派手さはないものの技術が高いし周りを活かすのも上手いなと思います。今後、伸二や小林大悟が復帰してきた時にどう使われるかはわかりませんが、どこで使われても面白い存在になる気がしますね。あと辛口で評価される事の多い伊藤も少しずつ周りとの呼吸が合ってきているので、まず1点とってひと皮むけて欲しいところです。

 残念ながらGWは1勝もできませんでしたが、チームが少しずつ成長している事を感じる事のできた期間でもありました。ただ勝たないとなかなか本当の自信にはつながらないものなので、次の神戸も厳しい相手ですが、何とか1つ勝ちたいですね。

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