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2011年2月20日 (日)

SDTカップ・横浜FM戦

 トップの試合ですが、やはりこのあたりになると体がだいぶ冷えてしまって、寒さと戦いながらの観戦でした。90分で決着がつかない場合はPK戦をやる事になっていたのですが、正直PK戦までもつれて欲しくないと思ってました。寒さに耐えられるかわからなかったので。それだけに90分間で決着がついて、しかも勝てたのは良かったと思います。ちなみに愛鷹でPSMを見たのは3度目ですが、90分間で決着がついたのを見たのはたぶん初めてですね。

<SDTカップ・Jリーグプレシーズンマッチ 於 愛鷹広域公園多目的競技場>

 清水エスパルス 2ー1 横浜F・マリノス

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 まず全体の印象として「思っていたよりチーム作りは順調に来ているな」という感触を持ちました。これだけメンツが変わったわけで、おまけに監督も新しい方という事で、先月の今頃は「PSMの頃はまだグダグダだろうな」と思ってましたので。その時思っていたよりも早くやるべき事が整理されてきているかなと思います。たぶん「全体をコンパクトにして前からプレスをかけ、サイドを起点に攻める」というのが今年の大まかなスタイルだと思うのですが、前半開始後15分間とかそれがある程度実践できていた時間帯がありましたし、中村俊抜きとはいえ横浜FMを相手にこれだけやれれば上出来かなと思います。

 もちろん課題は数多くあります。1つ目は前半右サイドをたびたび突かれてそこからバランスを崩した事。まあ村松をトップの右SBに使ったのは昨日の練習が初めてみたいなので無理もないですし、後半は前からのプレスが効き始めた事もあって無難にプレーできていたので、これからに期待でしょうか。次に攻撃陣が孤立しがちだった事。これも特に前半に顕著でした。まあこれも戦いながら連携を深めていくしかないですね。あとはボランチのところ。岩下が当然ながらまだボランチとしての動きをつかめてない感じでした。後半途中からCBに下がったのですが、その方が安心できましたね。正確なロングフィードを持っているだけに、はまれば結構機能するかもしれませんから、ここもやりながら修正していく感じなんでしょうね。果たして岩下がボランチとして機能しだすのと浩太がフル出場できるようになるのとどっちが早いでしょうね。

 個々の選手で見ると、とにかくきれていたのが宏介。先制点も勝ち越しのアシストになるクロスも見事でしたし、守備も良かったと思います。あと高原がポスト役としてそこそこ機能していたのも収穫かと。中澤、栗原、青山を相手にあれだけやれればまずまずでしょう。あとは得点機にもっと絡めるようになれればいいですね。

 この日が今季の対外試合初勝利です。気分的には大きいと思います。この後来週もう1試合練習試合をやって、いよいよ本番です。ここまでは順調そうなので、修正すべき修正しつつ、けが人を出さないようにして、万全の状態で開幕を迎えて欲しいと思います。

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