補強（？）動向

　エスパの今オフの補強動向について、表向き静観しつつ落ち着かない日々を送っていましたが、今日（1/12）噂されていた３選手の移籍が発表されたし、今日発売の専門誌が各チームの補強動向を特集していたので、ここらで現時点の状況を整理したいと思います。

　IN（確定）：岡根、橘、櫛引、柴原、高木俊、村松、高原、小林大、樋口
　OUT（確定）：伊東、市川、ヨンセン、西部、永畑、青山、廣井、長沢、原、藤本、兵働
　（OUT濃厚：本田、岡崎）

　岡崎はメディカルチェックでOKなら決まりくらいの段階ではないでしょうか。本田は違約金の詰めの交渉中みたいですが、アジアカップ中にはまとまるのでしょうね。

　昨季スタメンだった選手の半分以上が抜けるのは、異常事態ではあります。テル、イチ、西部といった主力を切った上に残った選手へのフォローを怠ったのは明らかで、強化部の責任は重いとは思います。ただ、天皇杯決勝の感想でも書きましたが「この際思い切りチームを変えるしかないよね」とも思っているし、ある種過剰に反応してしまった選手に対して「甘ちゃんじゃないの」とも思っています。移籍金制度が撤廃された以上、選手もクラブもドライにならないとやっていけないですから（しかもそれは選手会主導で行われた事）。残念な気持ちがないと言えば嘘になりますが、残った選手と来てくれた選手でやっていくしかないでしょう。

　なので、僕が問題視しているのは「流出を止められなかった事」ではなくて、「補強が進んでいない事」にあります。明らかにFW、センターハーフ（ボランチ）、右SBが手薄なのに、そこを補強する手立てをした気配がありません。特に右SBは昨季の時点でも手薄だったのに、噂のあった選手はことごとく他のチームへ行ってしまって、平岡か村松をコンバートする事も検討しなければならなくなりそうです。「お前ら、補強のアテもないのにイチを切ったのかよ！」と怒鳴りつけたくなりますよ。

　という事で、ささやかな抗議として、まだシーチケは買っていません。販促の電話が来たら思い切り文句ぶつけたろと手ぐすね引いて待っているのですが、まだ来てないです。とにかく何らかの意思表示をしないとやってられないですね。

　とはいいつつ、やっぱり１月末には申し込んじゃうだろうな・・・。