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2010年12月 5日 (日)

残念な最終戦(12/4 G大阪戦)

 昨日(12/4)はJリーグ最終戦がアウスタ日本平で行われました。結果は0-3の完敗でした。

 結果も残念ですが、それ以上に残念だったのが、セレモニーでの社長の挨拶中に退団が決まっているテル、イチらのチャントを歌った輩がいた事ですね。確かにイチ、テルは功労者ですし気持ちはわからなくはないですが、だからと言って人の挨拶の最中にこれ見よがしにチャントで妨害するというのは、失礼な行為だと思います。挨拶を聞いてからブーイングするとか他に意思表示する方法はあったはず。本当に残念な、みっともない行為だったと思います。(まあ他でもっとひどい行動に出たところもあったようですけどね)

<J1 第34節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー3 ガンバ大阪

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 試合の方は、先制されたのが全てでしたね。失点の仕方が悪かった事もあって、完全にリズムを崩してしまいました。

 立ち上がりどこか硬さがあってG大阪に攻め込まれたものの、その後押し返す時間帯もあって少しずつ自分達のリズムをつかみ始めていました。それだけに失点時に西部とイチが重なってしまってパンチングが中途半端になり、ルーカスに無人のゴールに入れられるという失点は致命傷でした。西部は最後までああいったボールの処理が不安定なままでしたね。その後は明らかにチームが動揺してバタバタしてしまい、何とか0-1で折り返せられればと思っていたら、前半終了間際にこぼれ球を叩き込まれて失点。後半はボールを支配して攻めるもののG大阪に要所を抑えられ、カウンターからダメ押し。もうぐぅの音も出ない完敗だったと思います。

 先制されて動揺したからでしょうが、攻守とも最後までバランスが悪かったですね。特に攻撃時のバランスの悪さが目立ちました。ヨンセンと岡崎が重なる場面が何度もあったし、同じように伸二と淳吾が重なったりして、選手間の距離が近過ぎたり遠過ぎたりする事が多かったと思います。その結果前の方で渋滞をおこしてボールを取られてカウンターを食らうという繰り返しでした。もう少しバランスを見てパスコースを作りにいくとかしないとダメだし、そのへんを試合中に修正できるようにならないと、と思いました。守備の方も簡単にウラを取られる場面が多かったし、やってはいけないミスも多くて終始不安定でした。まあ今季後半を象徴するような出来だったと思います。

 一番残念なのは、またも「ここは勝たないと」という試合で空回りして、メンタルの弱さをさらけ出した事ですね。「何とかしたい」という気持ちは伝わったのですが、先に失点しちゃうとその気持ちが悪い方にばかり作用しちゃうんですよね、ウチのチームは。もう少しメンタル面でのタフさを身につけないといつまでたっても上にいけないので、来季監督になる人にはそうした部分も鍛えて欲しいですね。

 これでリーグ戦は6位で終了。去年より1つ順位を上げたものの、前半戦の事を思うと失意のシーズンと言わざるを得ないでしょう。ただ、まだ名誉挽回の機会は残っているので、まずはゆっくり休んでから、天皇杯準々決勝へ向けて最善の準備をして欲しいと思います。

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