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2010年11月23日 (火)

中2日連戦4連勝(11/23 広島戦)

 今日(11/23)は、中2日での4連戦最後となる広島戦でした。東京を出た時は雨が降っていたので「天気が良くないのかな」と思っていたら、静岡へ行ったら綺麗に晴れていて、しかも厚着していた分ちょっと暑かったです。連戦が続く中でのこの気温は結構選手にはきつかったかもしれませんね。

 試合は2-1で勝利。最後はヒヤヒヤものでしたが、これで中2日での4連戦を4連勝で終える事ができました。試合後は久々の勝ちロコ。予告通り長谷川監督も加わってのもので、盛り上がりました。「天皇杯決勝までとっておいたらいいのに」という気もしますが、これをやれる機会も少ないですから、良かったんじゃないかと思います。

<J1 第32節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー1 サンフレッチェ広島

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 前半は良かったです。特に最初の15分間の出来は最高でした。キックオフから猛然とプレスをかけてプレッシャーを与え、中盤や最終ラインも連動したディフェンスで広島を自由にさせませんでした。ボールを奪ってからも兵働や淳吾が効果的にボールを散らして、永井や大前がうまくそれに絡んでチャンスを作り出していました。ホント、この時間帯は「この試合は勝つ!」という気合をものすごく感じたし、それが変な空回りをしてなかったのがまた良かったですね。ただこういう時間帯に点をとれないとえてして負けるものなのですが、この日はキャプテン兵働が決めてくれたので、これでより試合を優位に進める事ができるようになりました。その後は広島が前に出てきた分ボールを持たれる場面は増えましたが、バランス良く守って決定機は1度しか与えず(オフサイドで認められなかったゴールはありましたが)、逆にセットプレーから岩下が決めてくれて、理想的な試合展開で前半を終える事ができました。

 後半は広島がさらにギアを上げてきて、ボールを持たれる時間帯が増えましたが、逆に永井や大前を起点にしたカウンターも繰り出せていたので、「このままうまく守りながらもう1点とる事ができれば」と思っていたのですが、割と早い時間に大前からテルへ交代して4-4-2の布陣にした分、かえって攻め手を少なくして苦しくしたような気がします。大前の出来は結構良かったので、もう少し引っ張っても良かったと思うんですけどね。まあテルを入れて一時的に守備のバランスは良くなりましたが、だんだん連戦の疲れから足が止まってきて広島に自由にまわされるようになってしまったし、その後ヨンセン、伊藤を入れて攻め手を作ろうとしたのですが効果的な交代とはならず、最後は防戦一方になってしまいました。まあ選手交代だけが原因ではないですけど、この日の反省点の1つじゃないかなと思います。ただ選手達は西部を中心によく集中してましたね。

 個々の選手に目を向けると、150試合出場を自らのゴールで飾った兵働やキレのある動きを見せた大前、中盤で攻守に貢献した本拓などいろいろいますが、やはりこの日は西部ですね。ロスタイムの李忠成のヘッドをよく止めてくれました。いろいろ思うところはあると思うのですがそれをおくびにも出さずにプレーする彼のプロ意識には頭が下がります。

 これでリーグ戦は3連勝で1つ順位を上げ、3位の鹿島とは勝ち点2差となりました。少しだけ目標が見えてきたというところでしょうか。次の相手の神戸は降格にリーチがかかってしまったため、ホントになりふり構わず戦ってくるでしょう。エスパはこういう相手をいなすのが昔から苦手ですが、こちらも勢いが出てきていますからね。何とかいい結果を持ち帰って欲しいと思います。

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