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2010年10月30日 (土)

まあ完敗ですね(10/30 FC東京戦)

 まず、今日(10/30)の試合を生観戦された皆さん、お疲れ様でした。無事に帰宅できましたでしょうか。

 僕はこの日は10時から歯医者の予約を入れてしまっていて、その後東京から13時キックオフの試合に行くのは無理と判断して、おとなしくスカパーで観戦してました。もしこの試合を生観戦してたら「台風の中見に来た試合がコレか!」とブチ切れていたかもしれません。まあ何というか、情けない試合でしたね。

<J1 第28節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1ー2 FC東京

 長谷川監督は1失点してからの出来は悪くないようなコメントをされていますが、そうは思いません。1失点するまではどっちつかずの展開だったと思いますが、先制されてからは明らかにF東にゲームをコントロールされていたし、完敗だったと思います。

 確かに後半はボールはまわってはいました。が、いわゆる「アタッキング・サード」のところで相手を崩したのは1点返して以降の数回だけでしょう。それ以外は中途半端なパスで引っ掛けられるか真ん中にはね返されるばかりで、ほとんどペナの中に入り込む事ができませんでした。当たり前の話ですけどサッカーはゴールにボールを入れないと意味がないわけで、その途中段階のパスまわしについて評価されてもしょうがないです。その意味で監督のコメントには凄く違和感を感じました。まあ悪い時のエスパが陥りがちなクセなので、監督も思い切りそのクセが出て「自己満足」しちゃっているんでしょうね。

 守備に関しては本田は良くやっていたと思います。ただ他はダメですね。岩下は肝心のセットプレーでマークを外されるし、両SBは完全に主導権を握られて攻撃にも悪影響を与えているし。あげくに2失点目で必要以上に中に絞ってまたも平山をどフリーにするし、最終ラインは終始不安定でした。西部も、失点シーンはノーチャンスでしたが、終了直前のプレーはやっちゃダメですよ。ロバート・グリーンのように正GKを奪われても文句は言えないと思います。

 まあモチベーションの差がモロに出てしまったって事でしょう。向こうは来年の生活がかかっているわけですから。その意味では永井、大前といった「このままで終われるか」と思っている選手達が途中交代でキレのある動きをしていたのは当然かもしれません。彼ら2人が頑張ってくれたのは収穫でした。他にも伸二や兵働など個々には頑張っている選手はいました。が、全体には監督も含め目標を見失いつつあって「これからどうしよう」的なムードが蔓延しちゃっている気がするんですよね。山形戦で多少なりともこのムードを払拭できたのかと思っていたのですが、残留に向けて必死になっているチームを相手にするとモロにその差が出るわけで、ちょっとこのムードのまま最後までいっちゃいそうな気がします。ただそれでは見に来たサポに対して失礼だと思うので、もっと気持ちのこもった試合をして欲しいと思います。

 次はC大阪戦。この試合ほどのモチベーションの差は出ないでしょうが、アウェーなので苦戦は必至でしょう。フレッシュな選手を入れるなどして少しでもチームに緊張感を持たせるのも手だと思うのですが、どうするでしょうね。

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