堪能しました(10/23 山形戦)
昨日(10/23)は2度目の山形遠征に行って来ました。行きは山形止まりの新幹線だったのでいったん山形駅に降りたのですが、そこでエスパサポ向けに芋煮とおむすびがふるまわれていて、美味しく頂きました。去年もやっていたんでしょうが知らなかったのでビックリしたのとともに、こういう「街をあげてアウェイサポを歓迎しよう」という姿勢は見習わないといけないんじゃないかとも思いました。NDスタに着いてからも芋煮と肉そばを食べ(食べ過ぎ?)、この時点で「来た甲斐があった」と思ってました。
試合の方は、正直先週のイメージが強かった分あまり期待してなかったのですが、思わぬ快勝劇を見る事ができました。何せ約2か月ぶりの生観戦での勝利ですから嬉しかったですし、帰りの新幹線で久々に美味しくビールを飲む事ができました。
<J1 第27節 於 NDソフトスタジアム山形>
清水エスパルス 3ー0 モンテディオ山形
点差ほどの差があったとは思いません。ただこれまでと違ったのは、こちらに流れが来ている時に点をとったり「ここは守らないと」というところできっちり守ったりする事ができた事で、それがこの点差につながったのかなと思います。言わばナビ杯広島戦と逆の展開でした。
試合の入り方は悪かったです。ピッチコンディションも影響していたでしょうが、明らかに山形に出足で負けていたし、GKへのバックパスをかっさらわれそうになるなど危険なミスも多かったです。ただどうにか山形の攻撃をしのいでいるうちにピッチにも慣れ始めてパスがまわり始め、山形陣内でのプレーが多くなってきた良い流れの中で先制。後半も最初は山形が長谷川、田代へのロングボールを多用し始めて押し込まれる場面が多かったのですが、55分くらいから効果的なカウンターを繰り出すようになって山形の反撃ムードをけん制し、その流れで追加点を奪取。その後主審の厳しい判定で平岡が退場し、しかもゴール正面での直接FKを与えて「ここで失点すると厳しいぞ」と思っていたのですが、西部がビッグセーブをしてくれて山形の反撃ムードを絶ち、終盤には兵働の勇敢なプレーからダメ押し点まで奪っての快勝劇となりました。こう書くと、ホント流れをうまく引き寄せたなという気がしますね。
最初は前節の京都戦の延長みたいなプレーが多かったのですが、やっていくうちに次第に自信を取り戻していったように見えました。1、2点目のアシストとなる淳吾、枝村のダイレクトパスは好調時を思わせる良い状況判断だったと思うし、ヨンセンも最初は相手の厳しい潰しにあってボールをおさめられなかったのですが時間がたつにつれて上手くボールに絡めるようになってきましたし、選手達が自信を持って前に出ていくようになったから、カウンターも効果的でした。守備陣もボールを奪いにいく位置が次第に高くなっていった気がしたし、終盤は山形に疲労が出た事もありますが数的不利を感じませんでした。「最初からやれよ」という人もいるでしょうが、ここのところ自信喪失気味だったわけだし、逆にやっていくうちに自分のプレーを取り戻してポジティブな形で終えられたのは大きいと思います。選手達には後半の感覚を忘れないで欲しいですね。
個人で言うと、やはり本田が攻守両面で効いてましたね。特に攻撃面でのちらしのパスが良かったです。言いたくないですが前節はこれがなかったですからね。枝村も良く動き回ってボールに絡んでいたし、淳吾も時間が進むにつれて良くなりました。ただこの日はやはり兵働と西部ですね。特に山形のCKのこぼれを奪い取って3点目につなげたプレーと、増田の直接FKを止めたプレーには賞賛の拍手を送りたいです。
これで6試合ぶりの勝利。何とか上位争いに踏みとどまりました。ただ次の試合に勝たないと全く意味がないと思います。F東はそれこそ死に者狂いで来るでしょうが、この日少し取り戻した感覚と自信を忘れる事なく、臆せず戦って欲しいですね。
P.S 帰りの新幹線では芋煮弁当を食べました。芋の食べ過ぎ?
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