特大のブーイング(10/16 京都戦)
昨日(10/16)は日本平へ京都戦を見に行って来ました。何とか勝って少しでも自信を取り戻せる試合をして欲しいと思って見ていましたが、結果はご存じの通り、最後に追いつかれてドローとなりました。
試合終了後、スタジアムはブーイングに包まれました。アウスタ日本平では今季2度目で、おそらく今季最大のものだったと思います。当然でしょうね。内容的に乏しい試合で、せめて結果だけでもと思って応援していたのが、結果まで得られなかったわけですから。「次、頑張れ」と言う気にはとてもなれなかったと思います。僕も「新幹線代が無駄になったな」と思いながら帰路につきました。
<J1 第26節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>
清水エスパルス 1ー1 京都サンガF.C.
見るべきものがほとんどない試合でした。京都の方がボールへの出足や気迫で勝っており、引き分けは極めて妥当な結果だったと思います。
試合開始早々の一樹のファインゴールが試合を難しいものにしてしまった部分はあると思います。京都は試合開始から積極的にプレスをかけてきていて、先制された後も浮き足立つ事なくボールを奪いに来て、ボールを奪った後は鋭いカウンターを仕掛けてきました。エスパはそれにビビった格好で、「この1点を守るには変なボールロストはできない」とパスまわしが慎重になり過ぎてしまいました。もっとまわりがボールを引き出す動きをする必要があったと思います。前半、決定機の数は京都が3回くらいでエスパはZEROでした。
後半はいくぶんサポートの動きが多くなった事で前半よりチャンスを作れるようになりましがまたしても決定機に決められず、20分過ぎからは連戦の疲れで中盤の足が止まりだしてつなぎのミスが増え、そこを京都につかれて何度もゴール前に攻め込まれ、それでも何とか最終ラインが踏ん張って失点を許さなかったのですが、最後セットプレーの流れからのクロスに対してファーサイドの選手をどフリーにしてしまってマークが崩れて失点してしまいました。守備陣は頑張っていただけに、もったいない失点でしたね。
とにかく選手達が自信を失ってしまっていて、プレーが縮こまっちゃってますよね。それが痛いです。個々は頑張っているし、中でも伸二の気迫はすごいものがあったのですが、全体としては今ひとつで、「残留するんだ」という京都の気迫に最後まで勝てませんでした。これは選手達が解決すべき問題だと思います。もう1つの問題は選手交代の消極さ。後半半ば過ぎから明らかに中盤の選手は疲れていたのに、交代が一樹から守備をしない永井への交代だけっていうのはおかしいです。ベンチに守備要員の駒が少なかったのはわかりますが、せめて廣井を入れて相手のロングボールに対応させる手はとるべきだったと思いますけどね。
試合後、「あの場面で流れを変えられる選手がいなかった」と長谷川監督は語っていたようですが、それを言った時点で監督と選手の信頼関係は崩れますよね。かつて残留争いのまっただ中で枝村を抜擢したりクローザー要員として岩下を使って鍛えた姿はどこへ行ってしまったのか。名古屋戦あたりから薄々感じていた事ですが、この日の試合で「もう来季は長谷川監督に任せるべきではない」とはっきり感じました。
今季はまだ8試合ありますが、今はちょっと期待できないですね。それを覆すような選手達の奮起に期待したいと思います。それしかできないので。
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