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2010年9月25日 (土)

醜態(9/25 名古屋戦)

 今日(9/25)は日本平に首位名古屋を迎えての一戦が行われました。もちろん見に行って来ました。

 サポも気合が入っていたし、選手も途中までは気合の入ったプレーをしてくれていたのですが・・・。後半の45分間はもう思い出したくないです。上位対決という事で注目を集めていた試合でこれ以上ない醜態をさらしてしまったわけですから。「お前らはここ(優勝争い)にいる資格はねぇよ」と思い切りブン殴られた感覚で、今もショックを受けてます・・・。

<J1 第24節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1ー5 名古屋グランパス

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 こういう試合はとっとと感想を書いて、あとは忘れたいので、早めに書きます。多少感情にまかせての文章になってしまうのはお許し下さい。

 名古屋は先制された後「仕方ない、取り返すぞ」と落ち着いてギアを上げてきました。それに対してエスパは同点にされると「ヤバい」とパニクりました。その差がモロに出た試合だったと思います。

 前半は悪くありませんでした。激しい中盤での潰し合いになりましたが、エスパも球際で負ける事なく名古屋に自由にやらせませんでした。前半に関してはチャンスの数では上回っていたと思います。その流れで後半開始早々に枝村のゴールで先制するまでは理想的な展開でした。が、その直後に名古屋の反撃を受けて最終ラインが下がってしまい、その流れのCKであっさり失点してしまってから試合は暗転。その後は勢いにのる名古屋の攻撃をまともに受ける格好となり、特にエスパの左サイドをいいようにやられ、10数分後に勝ち越しを許し、さらに5分後にも左サイドに起点を作られて3失点目。さらに岩下が退場になり、そのFKを直接決められて万事休す。あとはチームがバラバラになってしまってなすすべがありませんでした。

 ボールロストの仕方が悪いとかそもそも攻めている時のリスクマネジメントがなってないのではとか言いたい事はいろいろあるのですが、結局のところ「なぜ同点にされた後に前半と同じような戦い方ができなかったのか」という点が一番問題なんじゃないかと思います。名古屋の攻め方が前半と変わってきたところもありますが、あまりにももろ過ぎました。まあここ5試合で勝ち点4しかとれていない事がチームとしての自信のなさにつながってしまい、それが今回のような結果につながったのでしょうが、それでも同点にされた時間帯は鹿島戦より早かったわけでいくらでも勝ち越すチャンスは作れたのですから、「なんでそこでショボンとなったりパニクったりするかな」という点が非常に残念です。

 他にもチームとして足りない点はいろいろあるでしょうが、結局今のこのメンタル面のひ弱さ、みるさを払拭しない限りリーグ戦の優勝なんて絶対無理だと思います。今日、それを痛感しました。このひ弱さゆえに去年と同じ過ちを繰り返しているわけでしょ。「今年は去年のような事はない」と言っている選手が何人かいましたが、その選手達に今の自分達の在り様を見つめ直して猛省させたい気分です。

 などとかなり感情的になって書いてしまいましたが、試合はまだまだ続きます。長谷川監督の言う通り「残り試合で自分達が何を残すか」が重要になると思いますので、選手・スタッフには「今の自分達に何が足りないのか」を見つめ直しつつ、まずは現時点で一番タイトル獲得の可能性のあるナビ杯の準決勝1st.legに向けて万全の準備をして欲しいと思います。

P.S 一方で長期的には、今のひ弱さ、みるさを払拭するために何が必要かを考え、場合によってはチーム・体制の入れ替えも行う決断をするという事もクラブには求められると思います。

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