連敗脱出(8/29 川崎戦)
昨日(8/29)はアウスタ日本平での川崎戦でした。暑さはそれほどではないかなと思っていたのですが、ピッチレベルは結構暑かったみたいですね。
相性のいい川崎相手とはいえ、試合前は「どうかなぁ」という感じでいました。引き分けでもOKくらいの感じで。先週の試合後のコメントを見る限りでは、結構メンタル的にやられている感じがしたものですから。ただ結果は2-0で勝利という事で、いい意味で予想を裏切ってくれました。「やはりこいつらはやればできるんだ」と思えた点で良かったし、やっぱり信じてあげないといけないなと思いましたね。
<J1 第21節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>
清水エスパルス 2ー0 川崎フロンターレ
点差ほど楽な試合ではなかったですが、エスパらしい勝ち方での勝利だったんじゃないかなと思います。
この試合に向けてしっかりとメンタル面で切り替える事ができたのが大きな勝因の一つだったのではないかと思います。試合の入り方が非常に良く、最初からイニシアチブをとる事ができました。あとはやはり先制点をとれたのも大きかったですね。あれで気持ちの面でかなりプレーできるようになったのではないかと思います(逆にあの黒津のシュートが入っていたらと思うとゾッとします)。
90分通してエスパらしさが出せた試合だったと思うのですが、特に守備面が良かったですね。川崎にパスはまわされましたし、特に65~75分あたりはかなり押し込まれましたが、最後のところでは自由にやらせない粘り強い守備ができていました。中盤も必ず誰かがチェックにいってうまくコースを限定していたし、サイドでも楽にクロスを上げさせませんでした。ここのところどうも守備の軽さが目について、そこを突かれて失点する事が多かったのですが、この日に関しては十分及第点をあげられるし、このような守備を今後も続けて欲しいなと思います。一方、攻撃の方も前節とは違って動いてパスを受ける場面が多く、長短のパスの使い分けもうまくて、2~3週間前のエスパの戦いができていましたね。心身両面のケアができていればいい戦いができる事が証明できたわけで、その意味ではいかにコンディションを良好に保つかが課題となりそうです。
個人に目を向けると、やはり一番効いていたのはヨンセンですね。攻守両面で献身的に動いてチームを支えてくれました。本当に頭が下がります。あとやはり本拓も良かったですね。彼がいるといないとではやはり守備の安定度が違います。西部、岩下、平岡の真ん中の3人もよく踏ん張ってくれたし、両SBもこの日は守備面で頑張ってくれたと思います。本当に各選手が自分達のやるべき事をしっかりやった事による勝利だったのではないでしょうか。
これで連敗脱出。得意のはずの8月でイーブンの成績しかあげられなかったのは残念ですが、何とか首位名古屋を射程圏内に捉える位置に踏みとどまりました。この後はカップ戦が3試合続きます。この残暑が厳しい中で2週連続で週2日試合をしないといけないというのはしんどいですが、やはりカップ戦もきっちり視野に入れておきたいですよね。何とか選手をやりくりしながら戦っていく事になるでしょうが、まずは天敵FC東京とのアウェー戦に向けて(準備期間は短いですが)きちっとコンディションを整えて欲しいと思います。
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