W杯閉幕!
約1か月に渡って僕達を楽しませてくれたW杯が終わりました。
大会前は治安面その他の問題で「はたして本当に南アでW杯ができるのか」という感じだったのですが、心配された治安面の問題もそれほどなく、現地の人達のホスピタリティも良かったみたいで、いい印象で大会を終える事ができました。何となく南アだけでなくアフリカ全体に対してよりポジティブなイメージを持てるようになりましたね。スタジアムのほとんどがラグビーもできるようになっているあたり2度目のラグビーW杯開催も狙っているでしょうから、その時に行くのもいいかもしれませんね。
○オランダ 0-1 スペイン
両者の持つイメージからオープンな攻め合いを期待していたのですが、オランダがそのイメージをかなぐり捨てて潰しあいに持ち込んだので、試合が膠着してしまって、ある意味今大会を象徴する試合になってしまいました。ただスペインは老獪でしたね。ヘスス・ナバスを入れてオランダ守備陣をかき回し、疲れが出てきたところでセスクを入れてパススピードをさらに上げてオランダに退場者を出させ、最後の最後でイニエスタの決勝ゴールにつなげました。今大会は2年前の欧州王者という事で対戦国の厳しいマークを受け、決して本来の戦いができたわけではないと思うのですが、それでも勝負所を必ずモノにするあたりは見事でした。心からおめでとうと言いたいです。一方のオランダは自分達の美学をかなぐり捨てて3度目のチャンスをモノにしようとしたわけですが、ロッベンが二度のチャンスをフイにしてしまったのが痛かったですね。ただ今回のオランダにはこれまでにないまとまりを感じたし、攻撃陣はまだまだ若いので、捲土重来を期待したいです。
大会全体を通して見て、グループリーグはつまらない試合も多かったですし、得点の少ない大会になってしまいましたが、決勝トーナメントはどの試合も接戦ばかりでしかも面白かったので、ここ数大会の中でも印象に残る大会となりました。「また4年待たないといけないのか」とも思いますが、間にEUROやアジアカップもありますので、それらを楽しみつつ4年後のブラジル大会を待ちたいと思います。
さて、まずはJリーグです。いきなりダービーからなんで、盛り上げたいですね。
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