無念の敗退(パラグアイ戦)
昨日(6/29)のパラグアイ戦はもちろんリアルタイムで見ました。仕事が遅くなって帰るのが22時頃になってしまいましたが、すぐシャワーを浴びて、30分後にはスカパーでの中継を見始めました。家に帰り着くあたりから心臓がドキドキし、試合が始まってからも胃が痛くなるような展開にドキドキしながら、「何とか1点とって勝て!」と思っていたのですが、結果はご存知の通り。丸1日たっても「無念」の思いしか出て来ないですね。
まあ日本人とパラグアイ人以外の人からすると「つまらない試合」に思えたでしょうね。「負けたくない」という思いが強く働いた典型的な決勝トーナメントの試合だったと思います。
今朝の朝日新聞の一面の見出しに「完全燃焼」という文字がありましたが、ちょっと違和感があります。ホントにそうなのかなと。もう少しリスクを負って攻めに出てのこの結果だったらそうかもしれませんが、特に前半は慎重にいきすぎて攻めに出る事が殆どなかったし(ただそれがパラグアイのリズムを崩していたのは事実ですが)、120分間通して攻撃に枚数をかけられず単発の攻めに終始してしまいましたからね。ただ一方で「攻めに関してはここまでが限界だっただろう」とも思っています。やはり急ごしらえの布陣、戦い方では攻撃面まであまり手がつけられなかったでしょうし、そんなチーム相手に失点するほどパラグアイは甘いチームではありませんでした。個の力、パワーはさすがでした。
などと、少し厳しい事を書いたかもしれませんが、今回の代表チームの戦いをクサすつもりはありません。パラグアイと120分間の死闘を演じ、後半終わり頃からは相手に走り勝てるようになっていた事は事実です。無念ではありますが、本当によくやったと思います。前にも書いたかもしれませんが、大会前は今回の代表チームには全く期待していませんでした。それが本大会に入って急成長をとげてあわやベスト8というところまでいったので本当に驚きましたし、逆境の中で結束した岡田監督や選手、スタッフに対して心から称えてあげたい気持ちでいっぱいです。PK戦は運ですし、まして駒野を責める事などできません。胸を張って帰って来て欲しいと思います。
あとは協会の仕事です。4年後に向けて、今度こそ場あたり的でなくきちんと指針を持った最善の強化・準備をして欲しいと思います。
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コメント
YANAさん、自分は今も残念でならないよ。
いいサッカーだったとは思わないし、守り中心で
つまらないサッカー。
「組織的な守備」とかで海外メディアからも評価された。などと言われているが、ありゃ嘘だな。
ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、スペインなどの
強豪国があんなサッカーしたら、けちょんけちょん
に叩かれるに決まっているんだから、日本が弱小国
だから、あんなサッカーでも評価されるんだよね。
でも弱小国日本が強豪国に勝つには、どうしたら勝て
るかを考えたら、当然今回のようなサッカーになる
わけで、これからはこれ以上のサッカーを目指せる
スタートになったのだと思います。
これからはワールドカップに出て、ベスト16以上
2勝以上の目標ができました。
これからの日本サッカーに期待します。
YANAさん、「監督」だよ。
とにかく「監督」選びが全てだと自分は思っています。
投稿: オレQ | 2010年7月 1日 (木) 14時20分
ども、Qさん。
確かに「監督」選びは大事ですね。
ただ代表強化を監督に投げっぱなしにしちゃうのも
良くないし、今度こそ「10年後にこういうサッカーが
したいから、今回はこの監督を選んだ」というロジック
を示して欲しいですね。
その意味では、候補にあがる名前がミーハー受けする
人ばっかりなのが気になるんですよね。まあ報道を
真に受けてはいけないのでしょうが。
投稿: YANA | 2010年7月 2日 (金) 01時14分