強豪激突
昨日はドイツ vs イングランド、アルゼンチン vs メキシコという強豪同士の対決がありました。やはり翌日に仕事があるので両方見るのはあきらめて、ドイツ vs イングランドの方を見ました。まあどちらか選べというなら迷わずドイツ vs イングランドを選びますね。90年W杯や96年ユーロなど幾多の名勝負を生んだ試合ですからね。
○ドイツ 4-1 イングランド
当然ながら、ここまでの差がつくとは思いませんでした。ただ現時点のチーム状態を如実に表した試合だった気がします。前にも書きましたが、ここまでドイツが面白いサッカーをするようになるとは思いませんでした。前線のクローゼ、ミュラー、エジルは神出鬼没の動きでイングランド守備陣を翻弄したし、シュバインシュタイガー、ケディラーの両センターも良かったですね。特にミュラーは非常にクレバーなプレーヤーだなと改めて思いました。こういうチームにはもっと上に行ってもらいたいです。逆にイングランドは低調でしたね。運動量はもちろんサッカーの質でもドイツに劣っていました。ちょっと個人のスキルとパワーに頼り過ぎでしたね。またファーディナンドの穴を最後まで埋められなかった事でイングランドの選手層が決して厚くない事が改めて明らかになったし、あの「大誤審」を隠れ蓑にして現実に目をそむけるようなら、フランスやイタリア同様の悲劇にあう恐れもあると感じました。
最後にあの「大誤審」について。確かにあそこで同点に追いついていれば違った試合展開になったかもしれません。FIFAはELで試験的に導入されている審判5人制やゴールシーンに限定してのビデオ判定を真剣に検討する必要があるでしょう。でもこの試合に関しては、あの判定がドイツの大勝劇をクサすような事にはならないと思います。
この後のアルゼンチン vs メキシコでも誤審があったようで。ロゼッティ氏はいい審判なんですけどねぇ。
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