週末のまとめ観戦
○メキシコ 2-0 フランス
途中フランスが盛り返した時間帯はあったのですが、やはりどうしても個々の能力頼みの感は否めず、個々の能力に加えて攻めのイメージが共有されていたメキシコの方が決定機を数多く作りました。その上ペナ内で不用意なファウルをしてしまっては勝てませんよね。これでフランスは決勝トーナメント進出がかなり厳しくなったわけですが、やはりドメネクをここまで引っ張った事が大きな要因なのは明らかで、フランス協会の責任は大きいでしょう。フランス協会幹部がどう責任をとるか、日本のおえら方も参考にした方がいいかもしれませんね。
○イングランド 0-0 アルジェリア
まずアルジェリアは予想以上に良かったです。いわゆるアタッキング・サードでのプレーがいまいちだったので決定機は作れませんでしたが、そこまでのつなぎは非常にうまいし、個々の技術は高かったです。ただそれ以上に「どうしたの? イングランド」という感じの試合でしたね。どこかテンションが上がってないというか、アルジェリアの上手さに手をやいているうちに90分間終わってしまった感じです。ルーニーもトラップ一つとってもいつもの正確さがないし、ちょっとこのままだと厳しいですね。次は絶対勝たないといけないわけですが、この試合までテンションを上げていけるのか心配です。
○イタリア 1-1 ニュージーランド
この試合ほど判官贔屓の日本人の心をゆさぶった試合はないでしょう。高校野球にたとえると、新潟の公立校が(新潟の方、ゴメンなさい)大阪のバリバリの私立に勝ったようなもんですよ。まあニュージーランドはお世辞にも上手いチームではなかったですが、フィジカルと献身的な動きで自陣ゴールに最後までふたをしてみせました。ドローではありますが、彼らにとっては「偉大な1歩」と言えるでしょうね。一方のイタリアは攻撃陣のタレント不足を露呈しました。まあピルロがいれば多少は違ったでしょうし、グループリーグは突破するでしょうが、その先は厳しい戦いが待っているのではないでしょうか。
それにしてもこの2回り目は強豪国の不振が目につきますね。
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