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2010年6月 7日 (月)

人事は尽くした?(6/6 ナビ杯磐田戦)

 今年は6月から3か月連続でダービーがあります。そのしょっぱなの試合に行って来ました。「いよいよ夏が来たかな」という天候で、結構焼けました。

 試合は2-0での勝利。勝っても予選突破が決まるわけではなかったので、「喜びもほどほどに」という感じでしたが、それでもダービーに勝つのは気持ちよかったです。向こうのサポは「エスパに勝って予選突破するんだ」って感じでそれなりに気合が入っていたみたいですし。(その割には数が少なかったけどね)

<ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー0 ジュビロ磐田

201006061505000

 試合ですが、前半に関しては先制された以外はほぼ磐田のゲームプラン通りに進んだんじゃないかなと思います。ボールは持たせてもきっちりコンパクトなゾーンを保ってこちらの自由にさせず、ボールを奪ったらカウンターを仕掛けるという戦いがハマっていました(これが今年の磐田の戦い方なのかもしれませんが)。エスパの方はといえば、最初のうちはウラ狙いの動きを増やして何とか相手のラインを下げさせようとしていましたが、時間がたつにつれて焦りが出てきて思うように攻められなくなり、それが守備にも伝播して危ないシーンを何度か作られてしまいました。それだけにセットプレーから先制できたのは大きかったですね。あれで何とか落ち着く事ができました。ゴールした時は「オフサイドじゃね?」と主審と線審の両方を確認しましたが。

 後半は「最初は磐田が攻めに出てくるので、そこをどう凌ぐか」がポイントかなと思っていたのですが、開始早々の小野のスルーパスによるチャンスで逆に磐田の方が出鼻をくじかれて混乱してしまったようで、一方でエスパが落ち着いてゲームを進め、前半とは逆に完全に試合をコントロールできました。危ない場面は終了間際に2、3回あったくらいだったと思います。まあ追加点が入らないとだんだん相手に流れを渡してしまう事はよくあるのですが、この日はきっちりモノにできましたしね。欲を言えば何度かあった流れの中からのチャンスをモノにしたかったところですが、最低限の目標である「2点差での勝利」は達成できたので、十分及第点をあげられるでしょう。

 個人に目を向けると、この日の小野は良かったですね。「やっぱり別格だ」と感じました。彼が代表に選ばれていればもう少し期待できたのにとも思いますが、やはりここは岡田監督の見る目のなさに感謝したいと思います。あとは本田が相変わらずアンカーとして完璧な出来だったのも印象に残りました。かなり削られたんで、1週間ゆっくり休んで養生して欲しいです。

 これでBグループの首位。とはいえ、これでエスパの試合は終了で、決勝トーナメントに進めるかは次節の横浜FM vs 浦和の結果に委ねられる事になりました。横浜FMが引き分け以下ならエスパが次に進めます。まあ浦和は敗退が決まっているので可能性は低いだろうなと思いますが、水曜だけは頑張って意地を見せて欲しいなと思います。まあどうなるにせよ「いい流れで中断期間に入れるな」とは思ってますけどね。

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