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2010年5月 5日 (水)

逆転勝ち!(5/5 京都戦)

 今日は西京極での京都戦でしたが、僕はおとなしくスカパーでの観戦でした。中継内ではオレンジのユニを着た数多くのエスパサポが京都の街を闊歩していた事が触れられていましたが、僕にはG.W最終日で混雑するのがわかっているのに出掛ける勇気がなく(といいつつ、過去に新潟とか行ってましたね(汗))、家で見ていました。

 試合は2点差をひっくり返しての逆転勝ち。リーグ戦では一昨年の京都戦以来。公式戦ではナビ杯の神戸戦以来です。その上2点差をひっくり返してとなるとちょっと記憶にないですね。たぶん長谷川監督体制下ではないんじゃないかな。現地で見ていればどれだけ楽しかっただろうとは思いますが、しょうがないですね。「勝ち組」となった現地観戦の方には「おめでとう」と言いたいです。

<J1 第10節 於 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場>

 清水エスパルス 4ー2 京都サンガF.C

 G大阪戦や大宮戦と同様、前半と後半で違うチームになって、それがうまい具合にハマったという試合でした。前半を見た時はどうなる事かと思いましたが、あれで勝ててしまうのは、陳腐な言い方ですが、無敗で突っ走るチームとここ数試合勝ちのないチームとの勢いの差なんでしょうね。

 前半は京都の暑さにやられたせいか全体的に動きが重かったですね。逆に京都は出来が良く、3トップ気味の布陣をしいて前線から積極的にプレスを仕掛けてきて、またヨンセンにくさびが入った時に厳しく対応して起点を作らせないという戦いをしてきた事で、エスパは思うような戦いができませんでした。それでも点さえ与えなければ持ち直すかなと思っていたら、ボスナーの軽い応対から柳沢に突破されて失点し、さらにマークのミスから2失点目。2失点とも普段ではあり得ないような失点の仕方で、「これは厳しいなぁ」と思いました。

 が、後半開始時に真希と純平に代えて兵働と辻尾を入れた選手交代が当たりました。特に兵働は最終ラインと前線の間のつなぎ役として積極的に顔を出し、京都の前線からのプレスを無効化するのに貢献してくれました。また辻尾も淳吾とのコンビで相手の左サイドを執拗に突き、結果的に相手の左SBを退場に追い込む働きをしてくれました。確かにPKは京都にとって不運だったし、1失点目の後京都の選手達の動きがガクッと落ちたのは事実ですが、後半は暑さにも慣れたのかエスパの特に前5人の動きが非常に良かったし、得点シーン以外でも4回決定機があり、またロスタイムには「こっちの方がPKでしょ」という場面もあった事を思うと、必然の結果だったんじゃないかなと思ってます。

 課題は岡崎も試合後のコメントで言ってますが、自分達のサッカーが出来る時間帯を増やす事でしょうね。模様眺めをしすぎて危うく勝ち点を落としそうになった事は反省すべきかと思います。まあアウェーだし暑さで集中しにくいというのもあったでしょうが、時には前半からガツンといってペースを握り続けるという試合も見たいものです。元々典型的な先行逃げ切り型で逆転勝ちは年に1~2度しかしないチームですから、その意味でも必要かなと思います。

 これで公式戦12戦負けなし。上位チームが揃って足踏みした事でW杯による中断を首位で迎える可能性が少し高まりました。が、この日の試合で太田が退場処分となり、小野、ボスナーも警告を受けた事で、次節は主力組3人を欠く事になってしまいました。特にCBは不安ですね。岩下はもう練習試合に出ているらしいのですが。新潟も連勝して調子を上げているし、厳しい試合になりそうです。またも前半戦のヤマ場となりそうですが、何とか乗り切って欲しいです。

P.S 勝ったからいいのですが、確かにこの日の佐藤主審のジャッジはおかしかったですね。判定基準もよくわからなかったですし。ただ、ウチにPKが2回与えられたのは正しいと思ってますが。

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