不完全燃焼（5/22 ナビ杯横浜FM戦）

　昨日は日本平に行って来ました。非常に天気が良かったのですが結構暑くて、今年初めてカキ氷を食べました。まあ雨に降られるよりはマシなんですけどね。

　試合の方はスコアレスドロー。まあ負けなかったのは良かったのですが、ちょっと消化不良というか不完全燃焼という感じでしたね。サポーターの反応も、「負けなかったのは良かったので、次頑張ってもらうしかないか」みたいな感じではなかったかと思います。

　＜ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節　於　アウトソーシングスタジアム日本平＞

　清水エスパルス　0ー0　横浜F・マリノス

　攻守とも悪くはないんだけど、もう一歩何かが欲しいなという印象でした。ドローというのは妥当かなと思います。

　ここのところ試合の入り方が課題になっているエスパですが、この日は悪くなかったと思います。前から積極的にプレスをかけてボールを奪い、チャンスを作る事ができていました。が、サイドにボールが入ってから手詰まりになる事が多くてなかなか決定機までもっていく事ができず、次第に中途半端なところでボールを奪われて攻め込まれる事が多くなりました。前半の後半から後半の頭15分の間は横浜FMのペースだったんじゃないかなと思います。その後は横浜FMの足が止まり始め、逆にエスパが押し込む時間帯が増えたのですが、ヨンセン、永井の２人を負傷で交代させなければならなくなったのが響いてこれまた決定機に至らず、結局スコアレスドローとなりました。

　やはりサイドにボールが入ってからの攻めにもうひと工夫が欲しいですね。両サイドに利き足が逆の選手を置いているのだから、その選手が空けたスペースをサイドバックが使うとか、サイドに目一杯開いて受けた時は中盤が間のスペースを使うとか。あとはもう少しウラのスペースを意識して欲しいですね。永井も淳吾も足元でばかり受けてしまっているので。それと「シュートの意識」ですね。守備面に関しては久々に無失点だったわけですが、長谷川監督の言う通り「たまたま」だと思った方がいいです。結構ラインがバラついたり危なっかしい場面が散見されたので。

　とはいえ収穫もありました。岩下が久々に出場して無難な働きを見せた事。一樹が久々にキレのある動きを見せてくれた事。そして何より枝村が久々に出場した事。わずか15分程度の出場ながら存在感を十分見せてくれました。当面は途中出場が多くなるでしょうが、試合勘を取り戻してくれれば兵働、淳吾をおびやかす存在になってくれるという感触が得られました。

　これで勝ち点５。２位ではありますが、最終節に試合がない事を考えると、アウェー連戦のどちらかでは勝ち点３を取らなければならなくなりました。次の神戸も決して楽な相手ではないですが、何とか勝ち点３をとって欲しいと思います。