ホームで勝てない・・・(8/16 新潟戦)
長引いていた風邪から何とか回復しまして、昨日は新潟戦を見に日本平へ行って来ました。久々に前売り段階でSOLD OUTしただけあってたくさんの人が詰め掛けましたが、下のテニスコートを使って縁日を行ったおかげでいい感じに人がバラけ、通路が通りにくくてどうしようもないというような事はなかったです。
こういう満員の試合で、しかも勝てば3位新潟と勝ち点で並ぶという大事な試合だったわけですから勝たなければいけなかったと思いますが、結果は引き分け。これで今季のリーグ戦のホームでの戦績は3勝7分となってしまいました。せっかく2万人入ってくれてもこれだとまた見に来てくれるかわからないし、「ホームでは負けてない」などと自慢できないですね。もう少しホームで勝つ事の重要性を考えて欲しいです。
<J1 第21節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>
清水エスパルス 1ー1 アルビレックス新潟
「ホームだから」という点だけでなく、内容的にも新潟を上回っていました。それだけに勝てなかった事が非常に残念です。
失点するまでは良かったと思います。球際で負ける事はなかったし、攻守の切り替えの早さでは完全に上回っていました。守備時のバランスも良かったし、流れの中から点をとられる気は全くしませんでした。実際、流れの中から作られた決定機って前後半1回ずつくらいだと思います。逆に攻撃では長短のパスをうまく使い分けながら新潟を押し込む事ができ、何度か決定機を作っていました。特に得点シーンは、岡崎のシュートもさる事ながら、ヨンセンの絶妙なタイミングでのイチへのパス、イチの質の良いクロスなどいい要素が綺麗にかみ合った理想的なゴールだったと思います。テル、本田の両センターも良かったし、攻守のバランスがよくとれていましたね。
ただ、2点目をとれなかった事が最後に響く結果となってしまいました。後半はちょっとラストパス、フィニッシュが少し雑だったかもしれないですね。新潟が数的不利になって守りを固めてきた分やりにくかった部分もあるでしょうが、ボールを奪ってゴール前3対2の局面になりながら岡崎がシュートを選択してしまってチャンスをフイにしてしまった場面もあったし、もう少し丁寧に攻めて欲しかったかなという気がします。まあ「チャンスをモノにできないでいるとやられる」という典型的な試合で、いい教訓になったかと思います。
あと残念だったのは失点してからの戦いですかね。失点シーンそのものは相手のFKを褒めるしかなく、強いて言えば危険な場所で余計なファウルはしないというところでしょうが、その直後に枝村が退場になってしまったのは残念でした。まあ、あそこでカードを出すのもどうかとは思いますが、この日の岡田主審がカードを多く出す傾向にあったのは明らかだっただけに、同点にされたからって焦る事なくもっと冷静にプレーして欲しかったです。あれで「まだまだ。勝ち越すぞ」というムードがしぼんでしまいましたからね。
何度も書きますが、内容が良かっただけに結果が伴わなかったのは本当に残念です。ただ内容的に修正するところはほんの細かいところだと思うし、真希がキレの良いプレーを見せてくれたという明るい材料もあります。中2日でクソ暑い京都で戦わないといけないというのはきついですが、ここは気持ちを切り替えて何とか勝ち点を奪って欲しいと思います。
P.S しかしこの日一樹がいればと思わされただけに、今日の発表は残念だな・・・。
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