思わぬ朗報(5/23 新潟戦)
先週の土曜は御殿場での球蹴りに行っていて、新潟戦は速報が頼りでした。まあ水曜の山形戦でガッカリさせられていたのでほとんど期待してなかったので、真希の直接FK弾により勝利との報が入った時は「予想外の良い知らせ」という感じで、嬉しかったですね。おかげでその後心おきなく球蹴りで燃え尽きる事ができたし、その後の宴も楽しむ事ができました。これが敗戦の知らせだったらやっぱりどこかに引っかかりみたいな感じがあったでしょうからね。
<J1 第13節 於 東北電力スタジアム>
清水エスパルス 1ー0 アルビレックス新潟
で、昨日録画した試合を見ました。まず守りに関しては、うまく相手の長所を消して守ったなという印象です。スペースをうまく消しながら相手の3トップの高さとスピードをきちんとケアしてましたね。中盤でもきちんとコースを限定しながら攻めを遅らせる事ができていたし、全体のバランスも良かったと思います。相手に許した決定機は数えるほどしかないし、今年は攻撃力が高いと言われている新潟相手に、岩下を欠きながらここまでやれたというのは、自信になるのではないかと思います。
一方攻めに関しては、特に前半に関しては想像していたより攻める事ができていたという印象を持ちました。攻撃の狙いも「左SBのウラを突く」というシンプルなものだったようで、そのために兵働を右サイドに置いてそこにボールを集め、人数をかけて崩そうとしていました。いかんせんラストパスの精度が低かったためになかなか決定機につながる事はありませんでしたが、左SBの攻め上がりを抑えさせるというもう一つの狙いについてはほぼその通りになったし、久々に単純に前へ前へというのではなくきちんとつなぎながら崩していく攻め方が「ある程度」はできていたと思います。
とはいえ、やはり「ある程度」なんですよね。まだちょっと攻めの迫力が足りないなと思います。何せサイドを崩しきるところまではいっていないし、流れの中からの決定機はいずれも岡崎の個人技によるものですからね。思うにパスまわしがまだ単調で、ワンツーなどリズムを変えるプレーが少ないという気がします。ここ数試合は先制点をとるために3トップ気味の布陣にして前への推進力を増加させる布陣にしていたわけですが、単純にそれだけでは守備力の高い相手には厳しいところも見えてきたと思うので、そろそろ次のステップとして「ビルドアップのところでどう変化をつけるか」というのをチームとして考えていくべきではないかと思います。
ただ、この日の勝利を価値の低いものと捉えるつもりはないです。新潟相手にアウェーで勝つのは簡単ではないですし、ゲームプラン通りに戦って勝ち点3をとったのだからお見事と言うべきでしょう。何よりこれで気分良くナビ杯予選に臨めます。次の相手の柏も楽な相手ではないですが、この日の勢いでもって何とか勝ち点3をもぎ取って欲しいです。
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