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2009年4月 7日 (火)

シブく1勝(4/5 神戸戦)

 昨日(4/5)は神戸戦でした。関西にはいろいろ縁があるので「どうしようかな」と思わないでもなかったのですが、名古屋遠征でちょっと散財しちゃった事と、どうも遠征の勝率が良くないので「勝ってもらうためにもここは自粛しよう(苦笑)」と思って、球蹴りの方を選びました。

 結果はご存知の通り。今季のリーグ戦初勝利を生で観られなかったのは残念でしたが、まあ球蹴り後に参加した三ツ沢公園での花見も楽しかったので、まあ良かったかなと思ってます。

 <J1 第4節 於 ホームズスタジアム神戸>

 清水エスパルス 1-0 ヴィッセル神戸

 点が入るまでは、流れの取り合いというか、どちらの流れともいえない試合だったと思います。それだけにセットプレーから先制して流れを引き寄せられたのは大きかったし、こういうジリジリするような展開の試合で最終的に勝ち点3をとれたというのは、決してベストの試合内容でなかったとしても価値があると思います。

 まず守備は安定してましたね。時々ウラをとられて危ない形を作られかけた場面はありましたが、よくカバーリングができていたと思います。あと、2度ほどセットプレーからフリーでシュートされてしまった場面があった事と、もう少し押し上げた方がいいのではと思う場面があったのが気になりましたが、それ以外はほぼ問題なく守れていたと思います。和道が抜けて守備面が不安視されていましたが、今のところ岩下は和道の穴を埋める事ができているし(余計なファウルとかしなくなればもっといいけど)、公式戦5試合で完封が4試合というのは十分評価に値するでしょう。ここは何とかメドがたってきたかなという感じですね。

 物足りないのはやはり攻撃面です。この日も立ち上がり15分はいい形の攻めができていたのですが、なかなか決定機まで持ち込めないでいるうちに尻すぼみになってしまったところがあります。やはりヨンセンの高さを活かそうという意識が強いのかどうしても長いボールが多くなってしまって、その分最終ラインとの間隔が空いてしまってSBがフォローにいけない場面が特に前半多かった気がします。まだちょっとヨンセンの活かし方について模索中のところはありますね。ただ後半は長いボールが減って2トップへのフォローが早くなり、それに伴って純平、児玉がサイドをえぐってクロスを上げる場面が増えました。先制のCKにつながる場面もサイドでの細かいつなぎから純平がクロスを上げてヨンセンが落として枝村、兵働が走り込むといういい形だったし、やはり長いボールだけでなくて細かいパスまわしも必要だし、何よりヨンセンを活かすためにはやはりサイドをいかに使うかだと思うので、もう少し視点を変えてくれればなと思います。幸いヨンセンの落としに対する反応は少しずつ良くなっているし、兵働、淳吾が少しずつコンディションを上げてきているのも心強い限りです。この日の後半のような戦い方をもっと長い時間できるように、修正すべきところはしていって欲しいと思います。

 まあ4月でようやくリーグ戦初勝利というのは想定していた中でもかなり悪い部類ですが、この日の1勝がいい1歩になってくれればと思います。次の川崎も難敵ですが、次はホームでやれるので、ぜひ勝ってさらに勢いをつけたいですね。

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