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2009年4月27日 (月)

暗中模索(4/25 柏戦)

 先週末は、土曜に柏戦を観て静岡市内に宿泊し、翌日は御殿場で球蹴りという日程でした。観戦後に行った店で出たお酒はどれも美味しかったし、翌日もいい天気の中で球蹴りを楽しめました。

 これで観戦の方も良ければ最高だったのですが、そうはいきませんでしたね。ひどい雨だったし、試合内容も天候と同じような感じだったし。まあそうはうまく事は運ばないという事なのでしょう。

 <J1 第7節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1-1 柏レイソル

 同点に追いついてからの攻撃は迫力があっただけに、「勝てる試合だった」という印象を持つ人もいると思います。僕も試合直後はそう思いました。が、冷静に試合全体を思い返してみると「引き分けで御の字」の試合だったと思います。

 とにかく前半が酷かったですね。試合中ずっと強い雨が降り続いていたし、柏のプレスがきつかった事もありますが、動きが重く、パスがほとんどつなげられませんでした。そのため柏にすぐパスを引っ掛けられてはショートカウンターを受ける事の繰り返し。シュートを打てたのは前半20分を過ぎてからだし、ダービーの後半並みの酷さだなと思いました。

 後半は幾分持ち直して、多少は攻め込めるようになったのですが、またしても西部のミスからいらないFKを与えて失点。流れは最悪でした。その後柏のプレスが緩くなってボールは支配できるようになったものの、時折カウンターから危ない場面を作られました。ここで失点するとダービーの二の舞だったのですが、柏の拙攻もあって失点を許さなかったのが大きかったですね。逆に同点に追いついてからは怒涛の攻めを見せたのですが、逆転するまでには至らず、引き分けとなりました。

 とにかく攻めの形を作れないのが辛いところですね。前半はそれ以前に中盤が作れてなかったし。この日はヨンセンに代わって永井がスタメンに入ったせいか長いボールは減って、グラウンダーのパスでつなごうという意識は見えましたが、どうやって崩すのかという意図があまり見えなかった気がします。何よりこの日永井、本田を共に初めてスタメンで起用したように、監督自身が迷っているというか暗中模索のように見えるのが、観ていて辛いところですね。

 あと気になるのは、選手のメンタル面です。前半の出来が酷かったのは、前節の惨敗と無関係ではないでしょう。どうにも自信なさげにプレーしているように見えてなりませんでした。切り替えろって言っても簡単に切り替えられるものではないでしょうが、そこはもっと割り切ってもらわないと。この日の1点とってからの戦いに見られるように、吹っ切れれば十分戦える力を持っているわけですから、もっと自信を持って戦って欲しいと思います。

 次は4連勝4連続完封中の浦和が相手。正直今のウチの攻撃力では、点がとれる気がしません。ただ、ここで勝てれば自信を取り戻す事ができると思うので、とにかくチャレンジャーとして全力でぶつかって欲しいと思います。

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