またも完封(4/12 川崎戦)
昨日はアウスタ日本平での川崎戦でした。4月とはとても思えないような陽気の中での試合で、川崎相手とは思えないほどのロースコアの戦いだったので、試合が終わった時はドッと疲れが出ました。まあ川崎戦でよくある殴り合いの試合も疲れますし、心地よい疲れでしたけどね。
で、岡崎のインタビューも終わって、あとは王者の旗かと思ったら、何と選手も加わっての「勝ちロコ」が実現しました。僕はイングランドサッカーをよく見ているせいか、どちらかというと「試合後はさらっと挨拶くらいでいいんじゃない」派なのですが、選手も楽しそうだったし、こういうのもいいかなと思いました。まあ毎回やるのは選手も大変だと思いますけどね。
<J1 第5節 於 アウトソーシングスタジアム日本平>
清水エスパルス 1-0 川崎フロンターレ
まず川崎は強かったです。特に攻撃陣は脅威でした。ブラジル人選手はボールを奪えないし、中村憲剛のパス出しもイヤなところを突いてきますし。ACLの遠征帰りといっても、十分怖さを感じました。それだけに、その相手を無失点で封じた事は大いに自信に思っていいと思います。
特に1点とってからの守備は秀逸だったと思います。前線からきっちりパスコースを限定して、縦パスが入ったら厳しく寄せて自由にさせず、サイドへ展開されても落ち着いて真ん中ではじき返すという守備が最後まで出来ていました。前半の被決定機はたぶん1度だけだと思うし、後半は川崎がより前に人数をかけるようになった分苦しい時間帯が続きましたが、それでもペナの中でシュートを打たれたのはおそらく1度だけで、最後のところは自由にさせないという守備ができていました。個人に目を向けても、西部は好セーブを連発しているし、岩下、青山の両CBも開幕の頃のバタバタした感じがだいぶ消えて安定感を増しています。さらに前線、中盤からの守備も機能してきたし、そう簡単には失点しないようになってきたなと思いますね。
一方攻撃面の方は、まだ手直しする部分が多いかなという気がします。2点目をとるチャンスがありながら決められなかった事もさることながら、決定機の数自体をもう少しふやしたいところですね。まだヨンセンの活かし方を模索しているところがあるし、彼自身がシュートをあまり打てていないので、彼をどうフィニッシュの場面で使うかというのを考えていって欲しいなと思います。とはいえヨンセンが孤立する場面は少なくなってきているし、後半開始早々の岡崎とヨンセンのワンツーからの決定機とかチャンスにも顔を出せるようになってきているので、良くはなってきてますけどね。他では岡崎の活躍はもちろんの事、兵働のコンディションがだいぶ上がってきているのが好材料だなと感じました。一方で枝村が攻めにあまり絡めなかったのが少し不満だったのですが、どうやら自重していたみたいですね。
これで公式戦3連勝。いい形で来週のダービーに臨めそうです。磐田のチーム状態はあまり良くなさそうですが、その時の調子とかがあまりアテにならないのがダービーなので、油断は禁物です。それに去年の11月の試合では非常に悔しい思いをしたので、ぜひあの時の借りを返してもらって、彼らをさらなる苦境に追い込んで欲しいです。
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コメント
>何と選手も加わっての「勝ちロコ」が実現しました。
あっしは、勝ったら毎回やった方がいい派です。
子供連れのお客さんなら、次回も来たくなる。
とにかく客が来てくれることをなんでもやる。
サービス、サービス。(エバ風)
Q
投稿: オレQ | 2009年4月15日 (水) 09時52分