負けはしたが(3/22 名古屋戦)
昨日(3/22)は名古屋まで行って来ました。前日の土曜に名古屋入りして、夜は味噌煮込みうどんを食べ、朝はコメダでモーニングを食べ、試合後はためさんに「世界の山ちゃん」に連れて行ってもらって手羽先を食べ、とそこそこ名古屋グルメを堪能させてもらいました。
が、肝心の試合結果が伴わなかったのは残念でしたね。どうも僕が遠征に行った時の勝率が良くないので、「やっぱ遠征は自粛した方がいいのかな」とか考えてしまいますね。といいつつ「行きたい」と思ったら行っちゃうんだけど(汗)。
<J1 第3節 於 名古屋市瑞穂陸上競技場>
清水エスパルス 1-3 名古屋グランパス
まあ決めるべきところで決めたかどうかの差がモロに出た試合なんじゃないかなと思います。名古屋はチャンスとなった時は人数をかけてきて、しかもサイドの崩し方とかがちゃんと意思統一されていて「さすが」と思ったし、それに対してウチは攻めに関しては模索中の部分が多く、その差も出たかなと思います。ただ、後半に関してはこれまでの試合で一番いい出来だったとも思っています。
この日は枝村に代えて一樹をスタメン起用し、右SHに入れてきました。何とか攻撃を活性化しようという意図だったようで、実際に最初のうちはチャンスを作りましたが、どうしても一樹が前線に張りっ放しになってしまって名古屋の守備陣にケアされていき、次第に単発の攻めしかできなくなってしまいました。そうした流れが悪い方向にいく中で先制を許してしまったのが、第一の敗因かなと思います。失点の仕方も、イチのクリアし損ないなどのミスが重なって起きた良くない形でしたしね。その後は流れを引き戻す事ができずに前半を終えてしまいました。
後半も立ち上がりは前半の悪い流れを引きずっていたのですが、55分くらいから岡崎と一樹のポジションを入れ替えて、そこからエスパの攻めが機能し始めました。65分くらいに淳吾と枝村を同時投入するとさらに流れが良くなって名古屋を自陣に押し込むようになり、立て続けに決定的なチャンスを作りました。が、ここで同点にできなかったのが、最大の敗因かなと思います。クロスバーに防がれた2本のシュートのうちのどちらかが入っていれば試合展開は違ったと思うんですけどね。その後は名古屋に完璧なカウンターから2失点目を喫し、すぐ後に岡崎のゴールで詰め寄ったもののロスタイムにPKを献上して万事休す。悔しい敗戦となりました。
ただ、繰り返しになりますが、後半の戦い方には良い印象を持っています。カギは岡崎を右SHに持ってきた事だと思います。彼は攻めにかかる時にきっちり中盤にとどまって、積極的にボールを受けて攻めの起点になってくれました。それによってヨンセンの負担も減ったし中盤の選手も前を向いてボールを持てるようになったし、で、攻めがうまくまわるようになったと思います。それまでは無理にヨンセンに当てようとして失敗していたところがあったと思うのですが、そうじゃなくて中盤で起点というか収まり所を作ってあげれば攻めは機能するようになるんだよといういい証明になったのでは、と思ってます。本来は兵働がその役目を担って欲しいのですが、花粉症のせいか本調子にはほど遠いので、パウロを入れてみたり、あるいは淳吾をスタメン復帰させるとかいったメンバー構成の工夫は要るかもしれません。ただ攻めに関しては少しメドがたったかなと僕は思っています。
開幕3試合で勝ち点2というのは、予想していた中ではかなり悪い結果ではあります。この結果を受けてネットでは悲観的な意見がかなり出ていますが、この時期の順位などさしたる意味を持たない事は去年のウチを含めていろんなチームが証明してくれていますし、まだまだ挽回可能だと思います。とはいえ、あまり長い事結果が出なくてチームが自信を失うというのは困り者なので、まずは次のホームでのナビ杯京都戦にしっかり勝って欲しいと思います。
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