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2008年12月 7日 (日)

2ステージ制だったら?(12/6 京都戦)

 昨日の京都戦、アウェーにも関わらず快勝をおさめたエスパルス。これでリーグ戦後半の17試合の戦績は11勝3分3敗で、後半だけで勝ち点36をGetしました。新聞によると、これはリーグトップなんだそうです。

 これだけの成績を上げると、ついついタイトルのような事も考えてしまいますね。もっとも箱根駅伝にたとえると、往路は全然駄目だったのを挽回しようと頑張ったら復路優勝してました、というようなものだから、あまり大きな顔はできませんが。ただ、非常に誇らしく思える戦いだったなと思ってます。

 <J1 第34節 於 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場>

 清水エスパルス 3-1 京都サンガF.C

 試合前、前節で「降格」のプレッシャーから解放された京都の選手達がホーム最終戦に向けて気合を入れつつのびのびやってこられたらイヤだなと思ってました。この日集まった観衆もコレオグラフィーをするなどムードを盛り上げていました。が、杞憂でしたね。失礼な言い方ですが京都の選手達はフヌけていたし、逆にエスパの方は関西アウェーでやりがちなノペッとした入り方ではなく、これまでの好調さをそのままこの試合にぶつけてきていました。立ち上がり15分でそういう図式が見てとれたので、「先に1点とれれば勝てるな」と思いました。

 ただチャンスは作りながらなかなか先制できなかったのが、課題の1つと言えるのかもしれませんね。枝村を筆頭にちょっとフィニッシュの精度が低かったかなと思います。無得点のままで前半を終えるとイヤなムードになったでしょうが、先制点の場面はよく矢島が詰めていたと思います。その直後の真希のゴールも見事でした。これで勝負あったかなと思いましたね。後半は3回ほど決定機を作られて、そのうち1度をモノにされてしまいましたが、全体的な危なげない戦いぶりだったのではないかと思います。ただその1失点は余計ですね。多少不運な面はありましたが、ちょっと児玉のプレーが軽かったですね。その点は反省して欲しいなと思います。

 とはいえ、中盤の形をボックス型に変えてから5試合目くらいになると思うのですが、攻めの時のサポートの仕方とか守りの時のプレスとかだいぶ洗練されてきたなという印象です。それにパスをまわしながら2トップが空けたスペースに中盤の選手がどんどん飛び出してチャンスを広げていくという今の攻めの形は、見ていて面白いです。今シーズンは最大で3試合ありますが、その中で今の戦い方をより洗練させていけば来季もっと面白い試合が見られると思うので、ぜひ続けていって欲しいですね。

 これでリーグ戦は終了。エスパは5位Finishとなりました。何度も書いてますが、前半戦の事を思えば望外の喜びで、昨年一昨年の4位より価値があるんじゃないかと思います。ただ今シーズンはまだ終わっていません。この勢いを2週間後にぜひFC東京にぶつけて、エコパで試合をする権利を手にして欲しいと思います。

P.S 試合後の森岡のセレモニーは感動的でした。

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