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2008年11月 9日 (日)

ダービーの名に値しない試合(11/8 磐田戦)

 昨日はエコパへ静岡ダービーを見に行って来ました。午前中に医者に行ったりしてて出るのが遅くなり、愛野駅へ着いたのは15時10分前でした。

 試合前のサポ同士の応援合戦は盛り上がってました。(磐田サポ側は「それどころじゃない」というテンパり方でしたが) ただ試合に関してはご存知の通り、何とも情けないものとなってしまいました。

 <J1 第31節 於 エコパスタジアム>

 清水エスパルス 0-1 ジュビロ磐田

 両チームのコンディション、メンタルの差がそのまま表れた試合だったと思います。

 磐田はこれまでのチームカラーをかなぐり捨てて、5バックにしてスペースを消しボールを奪ったら前線のロングボールを当てるというサッカーをして来ました。昔の磐田を知る者からすると「何だかなぁ」という感じでしたが、尻に火がついた状態なだけに出足でエスパを凌駕し、エスパになかなかいい形を作らせませんでした。ただエスパもそれほど相手に危険な形を作らせていなかったので、後半にもう少し動きの量を増やせられれば何とかなるのではと思っていました。ところが後半開始早々の青山のとんでもないミスから失点。何とか追いつこうと攻め込みますが、ゴール前を固める磐田を崩せず逆にカウンターから危ない形を何度か作られる始末。結局90分通して決定機はゼロ。完敗だったと思います。

 失点につながった青山のミスに限らず、この日は危険なエリアでのミスが多すぎました。前線に能力の高い選手がいる磐田にあれだけボールを渡していたら、そりゃ1点とられますよ。攻めに関しても確かにスペースは殆どなかったと思いますが、DFラインの前で受けるとかいうような工夫が殆どなかったし、全体的に運動量も少なかったし、負けて当然の試合だったと思います。

 確かにコンディションの面で不利な状態にありました。中2日でダービーに臨むというのは大変だったと思います。またナビ杯のショックをひきずっている選手もいたでしょう。その意味では試合前からかなり不利な立場にあったのは確かです。ただこの日は静岡ダービーです。コンディションの面で遅れをとっても、ちゃんと集中して戦って欲しかった。にも関わらずミス連発という体たらく。ダービーの重みを感じていた選手がどれだけいたのかと思わざるをえません。本当に残念な試合でした。

 これで(たぶん)5年ぶりにダービーで負け越しです。順位も1つ後退し、ACL出場などとても望めない状況となりました。ただ試合は待ってはくれません。次は天皇杯の鹿島戦です。厳しい相手ですが、何とかコンディションを整えて、どんな形でもいいから勝ちをおさめて欲しいと思います。

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