視界良好(10/26 G大阪戦)
とはいえ、決して楽な試合ではありませんでした。アウェーで浦和を粉砕したG大阪の実力はやはり高く、試合開始からしばらくは自陣からなかなか出られない展開が続きました。パスまわしが非常にスムーズなのでなかなかボールを奪えなかったし、またボールを奪っても相手の切り替えが早かったのでなかなかクサビのパスが出せませんでした。ただ最後のところでは自由にさせないという守り方ができていたので、G大阪にもなかなか決定機を作らせませんでした。1つ目の勝因はそこじゃないかなと思います。
2つ目の勝因はチャンスを確実にモノにした事。最初に流れの中でチャンスを作ったのが30分くらいだと思うのですが、その後の3度目のチャンスをモノにしたのだから大したものです。G大阪にしたらショックだったのではないでしょうか。また後半開始早々に追加点をとれたのも大きかったですね。あれは枝村も言っていたけど、一樹の得点みたいなものでしょう。また3点目につながった岡崎の思い切りの良さも光りました。得点が前半終了5分前と後半開始5分に集中しているわけで、それ以外の時間帯はG大阪がボールを持つ時間が長かったわけですから(もっとも後半はゲームをある程度コントロールできたと思うけど)、西野さんがキツネにつままれた表情になるのもわかりますね。
とにかく今は岡崎、一樹、枝村の調子が良く、また中盤の両サイドもよく3人をサポートできているし、最終ラインも安定していて、非常にバランスがいいと思います。今日の前半みたいな展開でも変に焦る事がなかったですしね。ただ後半にちょっとミスから余計なピンチを招く場面が散見されたので、そこは注意して欲しいと思います。
これで今季2度目のリーグ戦3連勝。下を見て心配する必要はほぼなくなり、6位以内に与えられる賞金も射程圏内に入ってきました。正直、これほど良好な状態でナビ杯決勝を迎えられるとは思ってもみませんでした。ただこういう時ほど落とし穴にはまりやすいものです。それに国立ではあまりいい思い出がないし、いつも以上に気を引き締める必要があるでしょう。明日からの4日間、最善の準備をして、国立での決戦に臨んで欲しいと思います。
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