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2008年9月 7日 (日)

有言実行の決勝進出(9/7 ナビ杯G大阪戦Away)

 今日のナビ杯準決勝2nd legはスカパーでの観戦でした。さすがに大阪でのナイトゲームでは、その日のうちに帰って来れないですからね。

 結果は撃ち合いを制しての快勝。「鹿島を倒してタイトルをとる」との宣言通り、12年ぶりの決勝の舞台に進む事となりました。

 <ヤマザキナビスコカップ準決勝2nd.leg 於 万博記念競技場>

 清水エスパルス 3ー2 ガンバ大阪

 守備の要の山口を出場停止で欠いて安田も怪我でスタメンから外れるというG大阪の台所事情に助けられた部分はあったと思います。ただ終始アグレッシブに攻め続けた事による会心の勝利だったのではないかと思ってます。

 試合開始直後の真希のゴールが効きましたね。あれで条件を全くのイーブンにする事ができました。すぐに同点にされましたが全く動揺するところがなかったのは、アウェーゴールをとれていた事による安心感からでしょう。またこの日は真希に象徴されるように、全員が日本平での1st legの勢いをそのままぶつけてアグレッシブに攻め続けていました。勝因はそこにつきますね。特に矢島、岡崎の2トップは、時に最終ラインのウラ、時にサイドのスペースと精力的に動きまわってボールを引き出し、攻めを活性化させていました。で、2人が空けたスペースに枝村がうまく入り込んで2点を奪取。2点とも落ち着いてましたね。この3人が調子を上げてきてくれたのはチームにとって大きいと思います。

 守備も集中してましたね。特に青山はまさに壁となってG大阪の両サイドからのクロスをことごとく撥ね返していました。岩下も和道の代役を十分果たしてくれましたし、海人も安定していました。さらに中盤のテルとマルコス・パウロも効いてましたね。特にマルコス・パウロがいいフィルター役になっていたと思います。2失点とも真ん中を割られてしまったのは課題かなという気はしますが、全体を通して見れば守備もよく機能していたと思います。

 これで優勝した96年以来の12年ぶりの決勝進出です。目標達成まであと1つとなりました。また中盤で真希が台頭し、最終ラインに児玉が復帰して、さらにGKも海人が西部と遜色ないプレーを見せるなど、選手のコマが増えてきたのはリーグ戦に向けても大きいと思います。決勝の相手の大分は現時点でのチームの実力は上かもしれませんが、大舞台の経験はこちらが上です。ここまで来たらぜひ公約通りナビ杯を獲って欲しいと思います。

 もちろんその前に土曜の「裏天王山第2弾」できっちり勝たないとね。

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