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2008年8月18日 (月)

裏天王山第1弾(8/17 横浜FM戦)

 昨日(8/17)は約1か月ぶりに日本平へ行って、「裏天王山第1弾」対横浜FM戦を見てきました。試合内容については、まさに15位対16位の戦いという感じで、お互いこの順位にいても仕方ないのかなという試合だったかなと思います。それでも結果が出れば僕としては何の文句もなかったのですが、引き分けでは到底満足いくはずもなく、空虚な思いだけが残りました。試合後エスパサポからブーイングが出たのも仕方がなかったんじゃないですかね。

 <J1 第21節 於 日本平スタジアム>

 清水エスパルス 1-1 横浜F・マリノス

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 全体的な内容は、ナビ杯の鹿島戦はもちろんの事、大宮戦と比べても良くなかったと思います。特に前半はひどかったですね。横浜FMの前からの圧力に押されてつなぐ事ができずに前に蹴るばかりになってしまい、自分達の本来の良さを消してしまいました。それでも我慢できていれば反撃の機会もできたと思うのですが、圧力に抗しきれずにセットプレーから失点。その後の2度の被決定機を横浜FMに決められていれば試合は終わっていました。後半は開始早々のセットプレーをモノにして同点にした事で優勢に試合を進める事ができましたが(横浜FMが失点にショックを受けたのか前半の勢いをなくしたのも大きいけど)、押しているわりには決定機をほとんど作れず、どうにも点の入る予感がせず、ホームで残念な引き分けとなってしまいました。まあ試合全体を見れば、ドローという結果は極めて妥当なものですけどね。

 気になる事をいくつか書くと、まず中盤が作れなかったですね。原因は前線にボールがおさまらなかった事で全体を押し上げられなかった事と、トップ下の枝村がほとんど消えていた事にあるかなと思います。特に後者についてはずっと続いている事なので気になるところです。元々枝村は典型的なセンターハーフの選手なので、彼を活かそうとするなら中盤を一昨年の形に戻した方がいい気がするんですけどね。なぜ今の中盤の形にこだわるのかがよくわかりません。もう1つわからないのは選手交代のタイミング。最初の岡崎の時はいいとして、原を出すタイミングは明らかに遅いと思います。さらには岩下が足を攣ってなければ選手交代のカードを1枚残していた可能性が高いわけで、どうもここのところの選手交代の決断のタイミングが遅いのは気になります。何か監督の方がネガティブ・シンキングに陥ってその分決断が遅くなっている気がするんですけど。

 他にも後半押していた割に決定機が作れなかったのは、ラストパスの工夫や精度のなさも原因かと思います。それについては選手にも自覚があるみたいなので、今後の練習で精度を少しでも上げて欲しいと思います。

 ここのところチーム状態は上がっているのかなという気でいたのですが、少なくともこの日は1歩後退した感が強いです。ただ次もホームでの試合です。今度も観客は結構入ると思われるので、次も強敵ですが何とか勝って浮上のきっかけをつかんで欲しいと思います。

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