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2008年6月27日 (金)

残りは1試合

 EUROは一昨日昨日と準決勝が行われました。2試合とも情報を一切シャットアウトして、帰ってからゆっくり見ました。

 ドイツ vs トルコは結構感動しましたね。トルコがあそこまでやるとは思わなかったです。クローゼが2点目を決めた時点で勝負ありと思ったんですけど、あそこから同点に追いつくのだから大したものです。まあ相手が土壇場の粘りという面では横綱級のドイツだったのが運の尽きと言えますが、彼らの戦いぶりは賞賛に値すると思います。

 逆にロシア vs スペインは拍子抜けでしたね。こちらの試合の方が面白くなると思ったのですが、後半ロシアがスペインにチンチンにされる結果となりました。確かにスペインのパスワークは見事でしたが、もう少し最初から勢いのままにガンガンいけば良かったんじゃないかなという気がします。望外のベスト4という事で少し気が緩んだところもあったかもしれませんね。ただ印象に残る戦いをしてくれたとは思います。

 特にベスト8で波乱がおきましたが、決勝までたどり着いたのはドイツとスペインという前評判の高かったチームでした。ドイツの準決勝の出来が決して良くなかっただけにスペイン有利という気はしますが、あそこは決勝になるとまた変わりますからね。何にせよ楽しみです。

 さて、さすがに決勝は早起きして見た方がいいのかな。

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2008年6月25日 (水)

予想外の結末の連続

 ここからはEUROの話題です。注意して見て下さいね。

 一昨日でEUROのベスト4が出揃いましたが、スペイン以外はいずれもグループリーグ2位のチームが勝つという意外な展開となりました。まあポルトガルがドイツに負ける事はあるかもと何となく思っていましたが、クロアチアとオランダが消えたのは驚きました。特にオランダの敗退はショックです。

 ただロシアはオランダ相手に堂々たる戦いをしました。まさに「勝つべくして勝った試合」と言えると思います。ボールを奪うとすぐさま前線にボールを送り、さらに何人もの選手がボールを追い越して攻撃に絡む姿は見事としかいいようがないです。準決勝の相手はイタリアをPK戦で下したスペインですが、グループリーグとは全く別のチームだと思って戦わないとオランダと同じ目にあう気がします。

 トルコに関してはちょっと神がかっているとしか言いようがないですね。フツーあの時間帯に先制されたら終わるでしょ。前にも書きましたがその敢闘精神には脱帽するしかないです。ただ出場停止の選手が3人いる上にニハトまで欠くとなると、ドイツ相手では厳しい気がしますけどね。もちろん何がおこるかわかりませんが。

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2008年6月24日 (火)

不安(代表バーレーン戦)

 先日のバーレーン戦は全部見ていません。前半の途中20分くらいと、後半の終わり25分くらいです。なのでトータルの内容はわからないのですが、決勝点に象徴されるしょぼい試合だったみたいですね。

 ちょっとこの状態で最終予選を迎えるのは不安ですね。確かに攻から守への切り替えが早くなって守備面はある程度メドがたった気がしますが、攻撃面は中村俊への依存度が高すぎるし、セットプレー以外で点をとれる気がしないです。最終予選では韓国、オーストラリアのどちらかが同じ組になる事が決まっているし、おまけにイランとも同居する可能性までありますからね。よほど気を引き締めて臨まないととんでもない事になる気がします。少しでも楽な組み分けになってくれればいいんですけどね。

 さらに最終予選に向けての気持ちを興ざめさせる事が2つ。1つは川淵会長が岡田監督を「オシム以上」と絶賛したらしい事。全く逆だと思うんですけどね。もう1つは最終予選の地上波中継はまたテレ朝が独占するらしい事。ちゃんとNHK-BSが中継してくれればいいのですが。

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2008年6月20日 (金)

ベスト8出揃う!

 EUROは昨日でグループリーグが終わり、ベスト8が出揃いました。3戦目で印象に残った事を書こうと思います。

まさかの大逆転負け

 3戦目で一番面白かったのはトルコ vs チェコでしょうね。トルコの敢闘精神は称えられるべきだと思いますが、個人的にはチェコが好きだったので、あのような逆転負けを食らってしまったのはショックでした。チェフがあそこでこぼさなければというのはありますが、彼を責めるのも酷ですよね。

開催国2か国とも沈む

 オーストリアはしょうがないでしょう。むしろドイツ相手によくやったと思います。残念なのは2戦目で敗退が決まってしまったスイスですね。フレイがケガしなければ、ねぇ。

レ・ブルーの凋落

 確かに不運にたびたび見舞われたのは確かですが、アビダルをCBで使ったのがこの日の敗因だと思いますけどね。退場となったプレーの前にも危なっかしいプレーを再三見せていましたから。そもそもメクセス、フラミニといった既に欧州で名の通った選手を選んでいなかった時点で失敗だったと言えるかもしれません。なまじドイツW杯で結果を残しただけにベテランを切る事ができず、それが今回の敗退につながった気がします。まあ結果論かもしれませんが。

ヒディング・マジック

 元々ロシアはパスをつなぐのがうまいチームという印象がありますが、そこにヒディングが攻撃的精神を持ち込んで、いいチームを作ってきましたね。ビルドアップの質は高いものがあります。オランダとの対決は楽しみですね。

 さあ、いよいよ今晩からは決勝トーナメントです。

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2008年6月16日 (月)

あっちのオレンジは強いぞ!

 EUROの方はグループリーグの2回り目が終わりました。1戦目は様子見のところが多少なりともあったと思うのですが、2戦目は手に汗握るような試合が多かったですね。

 目立つのはやはりオランダ。イタリアに続いてフランスまで粉砕してしまいました。あまり状態がいいとは聞いていなかったので、ちょっとビックリです。とにかくスナイデル、ファンデルファールト、ファンペルシーらの若い選手達が活き活きと動き回っていて、見ていて面白いですね。またファンニステルローイ、ファンデルサールらのベテランもうまく若い選手達とかみ合っているし。決勝トーナメントも決して楽な組み分けではないですが、結構いいところまでいくのではないでしょうか。

 個人ではビジャ、ポドルスキ、C.ロナウドらが前評判通りの活躍を見せていますが、僕はクロアチアのモドリッチが印象に残りました。まさに天才肌のプレーメーカーって感じですよね。来季はスパーズでプレーするとか。「これはいい買い物をした」と、どこかの旦那はほくそ笑んでいるのではないでしょうか。

 今晩からはいよいよグループリーグ3戦目です。楽しみですね。一番の注目はイタリアとフランスの「崖っぷち対決」かな。

P.S そう言えば、こっちのオレンジは補強で苦戦しているようですね(苦笑)

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2008年6月15日 (日)

順当に最終予選進出(代表タイ戦)

 昨日のタイ戦は日本が実力通りの勝利をあげ、オマーンがバーレーン戦で引き分けたため日本が3次予選を突破し、最終予選に進出しました。

 まあ実力差がそのまま表れた勝利ではないかと思います。またアウェーでは点をとるのに苦労する事が多いのですが、セットプレーから2点を奪うあたりは効率がいいと言えるし、後半も終了間際に3点目をとれたし、理想的なアウェーでの勝ち方だったのではないかと思います。

 ただ守りに関してはある程度機能していたと言えますが、攻めはちょっと不満が残ります。あまりサイドをうまく使えていなかったと思うんですよね。サイドにアタッカーを置いているわりには中へ中へ行き過ぎてしまって、サイドからの崩しというのが殆どなかった気がします。最終予選ではもっと強い相手と当たるわけだし、その強い相手がしっかりセットして守っているところを崩そうと思ったら、やはりもっとサイドをうまく使えるようにならないとダメかなと思います。最終予選までそう間があるわけではないので、次のバーレーン戦では次の戦いを意識して臨んで欲しいなと思います。(もちろん1位通過のためには勝つ事が大前提ですが)

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2008年6月12日 (木)

EURO三昧その1

 先週土曜からEUROが始まりました。さすがに毎日2試合とも見るというわけにはいきませんが、今のところ1日1試合は必ず見てます。前回大会のオランダ vs チェコのようなオープンに打ち合っての接戦という試合はまだないですが、やはりどの試合も見所があって面白いですね。

 で、昨日までで全チーム1試合ずつ消化したわけですが、僕が見た中で「強いな」と思ったチームはドイツ、オランダ、スペインです。あとポルトガルも安定しているなと思いました。逆に「これはやばいんじゃない」と思ったのは、やはりイタリア。オランダ戦の1失点目は不運としかいいようのない点でしたが、カウンターからああも簡単に崩されるとはね。DFラインがバタバタする場面が多かったし、やはりカンナバーロ不在の影響は大きいのでしょうか。ただ、僕は見ていないのですが、フランスもそんなに良くなかったらしいので、まだ予選突破の可能性はあるとは思いますが。

 あとは開催国が共に黒星スタートというのも気になるところでしょうか。やはり開催国が勝ち進まないと盛り上がらないので、ここは今晩のスイスに頑張って欲しいところです。

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2008年6月 8日 (日)

フヌケた試合(6/8 ナビ杯 磐田戦)

 今日は磐田まで行って来ました。ヤマハスタジアムへ行ったのは2000年シーズン以来で、行き方を殆ど忘れていたのですが、幸い磐田駅に着いたらもうシャトルバスの運行が始まっていたので、何も考えずにスタジアムに着く事ができました。

 この試合の前の時点で、エスパは負けてもよほどの事がない限り予選を突破できる状態で、磐田の方は勝つのが最低限でその上で他の試合の結果待ちと好対照の立場にあったわけですが、結果としてその差が試合への姿勢に表れてしまい敗れてしまった格好となってしまいました。結局1位通過とはなりましたが、何とも言えない後味の悪さが残りました。

 <ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節 於 ヤマハスタジアム>

 清水エスパルス 0ー2 ジュビロ磐田

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楢崎様々(代表オマーン戦AWAY)

 闘莉王は楢崎に感謝しなければならないでしょう。あのPKセーブは貴重でした。バーレーン戦での川口の失態以来、「GKは楢崎の方が安心して見ていられるよな」と思っていましたが、その期待にたがわぬ安定したセービングは見事でした。

 まあ引き分けに終わったのは残念ですが、相当暑かったようですし(というかこんな時間にやらせるなよ)、明らかなPKを見逃されたりロスタイムが異様に短いなどのホームタウンデシジョンもありましたからね。さらにあわや勝ち越しゴールを奪われる危険性もあったのだから、ここは勝ち点1で満足すべきところでしょう。内容的にも前半はちょっと焦り過ぎの印象がありましたが後半は修正してサイドから攻める事ができていたので、まずまずだったと思います。あとはもう少しシュートの意識を高めて欲しいので、そこを修正して次へ臨んで欲しいですね。

 あと気になったのは闘莉王。PKの場面以外でも、先制を許した場面のFKは彼の軽率なファウルからでした。もしPKを決められて敗戦するような事があれば、間違いなく彼が戦犯でしょう。他にも軽率なプレーが散見されたし、ちょっと彼を最終ラインに入れるのは怖いなと感じました。

 あとは選手交代も不満かな。玉田の出来は確かに良かったけれど、結構サイドから崩せていた事を考えるともっと早く矢野を投入しても良かった気がするんですけどね。まあ結果論ですけど。

 まあこれで2位狙いに転換せざるをえないでしょう。連続して暑い中での試合となりますが、まずは次のタイ戦を確実に勝って欲しいと思います。

P.S それにしてもTBSは相変わらず実況が下手ですね。これでEUROの地上波中継もやるとは・・・。

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2008年6月 5日 (木)

もうすぐEURO

 日本の一般マスコミは今月は代表に目がいっていると思いますが、僕的には明後日から開幕するEUROが楽しみですね。96年のイングランド大会をWOWOWが中継する事になったのを聞いてWOWOWに加入しまして、それ以来の3大会は全て見ています。その前のスウェーデン大会もテレ東が録画ながら放送したので、準決勝、決勝は見てますし。今回もイングランドが出られないのは残念ですが、それ以外の強豪国は全て出場するので楽しみです。

 優勝候補の呼び声が高いのは、イタリア、ドイツ、フランス、ポルトガル、スペインあたりでしょうか。ただそのうちのイタリア、フランスは同じ組で、しかもオランダ、ルーマニアも同居するいわゆる死の組にいるだけに、グループリーグを勝ち上がるだけで疲れきってしまいそうな気がしますね。ポルトガル、スペインもどこか決め手に欠ける気がするし、何となくドイツが漁夫の利を得そうな気がするんですよね。自分の国でやるのと殆ど同じ気分でできると思うし。ただ前回大会のギリシャみたいな伏兵が優勝する可能性もあるから、どうなるかわからないですね。

 今回もなるべく多くの試合を見ようと思っていますし、見た試合の感想などをこのブログにもなるべく書きたいなと思っています。ただこれから仕事が忙しくなりそうなので、あんまり保証はできないですけど(汗)。

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2008年6月 4日 (水)

代表月間(代表オマーン戦HOME)

 先月中旬でJリーグが中断し、日本サッカー界は代表月間と言える月に突入しています(僕にとってはEURO月間なんだけど(汗))。で、昨日はW杯予選のオマーン戦でした。

 内容的にはほぼ文句のつけようのない試合だったのではないでしょうか。中村俊と松井を軸にバリエーション豊かな攻撃を見せ、守りでも素早い切り替えからの厳しいチェックでオマーンにほとんどサッカーをさせず、格の差を見せ付けての完勝といえる試合だったと思います。

 ただオマーンの出来が悪かった事は差し引かないといけないでしょう。中途半端にラインを高くしているわりにあっさりウラをとられるシーンが多かったし、ゾーンを狭くしているわりには中盤のチェックは甘かったし、攻めに関してもどう攻めたいのかまるで見えませんでした。ちょっと拍子抜けの感がありましたね。もっとも次のオマーンHOMEの試合では、出場停止明けの選手が何人か戻ってくるはずなので、この日のようにはいかないでしょうけどね。

 あと、ちょっと攻撃面での中村俊への依存度が高いのも気になりました。確かに彼のゲームメイク能力は卓越していますが、仮に最終予選に進めたとして全ての試合に彼を召集できるかはわからないのだから、あまり特定の選手に依存してしまうのはどうかなという懸念があります。彼がいなかった時の引き出しがちゃんと出来ていればいいんですけどね。

 代表メンバーは追加招集メンバーの和道を合流させて(いい経験をしてきて欲しいですね。一方で岡崎のように壊されて戻される事がないかも心配しているけど)、今晩中東へ移動したそうです。暑い地域での試合が続くので体調管理が大変ですが、最低でも勝ち点4を奪って戻ってきて欲しいと思います。

P.S 追記で書くのは失礼なのですが、長沼元会長のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。

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2008年6月 1日 (日)

貴重な勝ち点1(5/31 ナビ杯 FC東京戦)

 昨日は松本に行こうかかなり迷ったのですが、結局行かずに速報メールに頼る事にしました。天気予報が良くなかったし、ここのところアウェーで2試合連続でひどい試合を見せられていたのもありましたから。あと気分的に自分で球を蹴りたい気分だったというのもあるかな。松本に行く機会などなかなかないから興味はあったんですけどね。

 で、終了間際に追いついての引き分けという結構劇的な試合だったようなので、普段は引き分けの試合は録画しても殆ど見ないのですが、この試合は昨夜見ました。まあMXテレビの中継だったので無理もないのですが、かなりFC東京寄りでしたね。実況やスイッチャーがFC東京寄りになるのはわかるのですが、解説者までFC東京寄りのコメントをするのはいかがなものかと思いました。さながら代表戦の中継を見ているようでしたね。

 <ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節 於 松本平広域公園総合球技場アルウィン>

 清水エスパルス 1ー1 FC東京

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