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2008年6月 1日 (日)

貴重な勝ち点1(5/31 ナビ杯 FC東京戦)

 昨日は松本に行こうかかなり迷ったのですが、結局行かずに速報メールに頼る事にしました。天気予報が良くなかったし、ここのところアウェーで2試合連続でひどい試合を見せられていたのもありましたから。あと気分的に自分で球を蹴りたい気分だったというのもあるかな。松本に行く機会などなかなかないから興味はあったんですけどね。

 で、終了間際に追いついての引き分けという結構劇的な試合だったようなので、普段は引き分けの試合は録画しても殆ど見ないのですが、この試合は昨夜見ました。まあMXテレビの中継だったので無理もないのですが、かなりFC東京寄りでしたね。実況やスイッチャーがFC東京寄りになるのはわかるのですが、解説者までFC東京寄りのコメントをするのはいかがなものかと思いました。さながら代表戦の中継を見ているようでしたね。

 <ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節 於 松本平広域公園総合球技場アルウィン>

 清水エスパルス 1ー1 FC東京

 前半立ち上がりから15分はFC東京の早いパス回しにDF陣がついていけず、3回連続して決定機を作られ、そのうちの1回を決められてしまいました。ただその後持ち直してよくDF組織を立て直しほぼ互角の展開に持っていった事が、引き分けに持ち込めた要因かと思います。攻撃こそ前線でボールがおさまらないためになかなか形を作れませんでしたが、FC東京にも単発でしか危ない場面を作らせませんでした。今年は1点とられるとメンタル面で落ちてしまって続けざまに失点する事が多かったのですが、この日そういう面が見られなかったのは収穫かなと思います。(まあ失点直後の平山のシュートの場面は危なかったですけどね。)

 後半開始と同時に淳吾を入れて攻撃的にシフトし、さらに早めにマルコス・アウレリオを入れて攻撃の活性化を図ったわけですが、その意図通りにFC東京を押し込む事ができたのも収穫でしょう。淳吾が入って兵働らと頻繁にポジションチェンジをする事によってパスがよく回るようになったし、前線もマルコス・アウレリオが前へ積極的に仕掛けていく事によりFC東京の最終ラインを下げさせ、何度もいい形を作れるようになっていきました。欲を言えば流れの中から決められるチャンスはあったのでそこで決められればと思いますが、先制されながら盛り返して最終的に意図通り引き分けに持ち込む事ができたのは、チームにとって大きな自信になると思います。

 個人で見ても収穫が多かったと思います。廣井はトップでの初の公式戦とは思えないほど落ち着いた守りをしていたし、持ち味の人への強さを出せていました。真希もボランチとして十分及第点を与えられる出来だったし、岩下も右SBでの起用を言われたのが当日だったとは思えないほど守備面で貢献していました。それからマルコス・アウレリオの出来が良かったのも大きな収穫でしょう。だいぶ周りとの息があってきた感じで、自分で仕掛けるところと周りを使うところの判断が良かったのも印象的でした。あとは点をとれるようになってくれればだいぶチームとしても楽になるんですけどね。

 この日の試合で2位以内が確定しました。次の試合に負けても大負けさえしなければ、FC東京、大分が揃って大差勝ちしない限り予選突破です。ただ次は負けると癪な磐田とのダービーですからね。相手は勝たないと予選突破の可能性がないので必死で来るでしょうが、いい気分でオフに入るためにもスカッと勝って欲しいですね。

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